147: ◆hZ/DqVYZ7nkr[saga]
2011/12/03(土) 17:29:29.43 ID:mAbJ85Uao
投下はじめます
148: ◆hZ/DqVYZ7nkr[saga]
2011/12/03(土) 17:30:05.19 ID:mAbJ85Uao
〜〜〜
「あ、あの……」
ドクターペッパーがお気に召さなかった00002号に垣根がルートビアを勧めていると、00001号が小さく手を挙げ三人に語りかける。
149: ◆hZ/DqVYZ7nkr[saga]
2011/12/03(土) 17:30:56.47 ID:mAbJ85Uao
「疑問?なになに?言ってごらん」
「俺ァは自分だけ殴られるのが疑問だァ……あ、垣根くゥン……一発でいいから殴らせろよォ」
垣根は興味津々に聞き返し、一方通行が、冗談を言う。
150: ◆hZ/DqVYZ7nkr[saga]
2011/12/03(土) 17:32:29.85 ID:mAbJ85Uao
「あぅう……すみません……出しゃばっちゃって……とミサカは反省します……」
しょんぼりと小さくなる。
「ちょっと、一方通――」
151: ◆hZ/DqVYZ7nkr[saga]
2011/12/03(土) 17:36:09.28 ID:mAbJ85Uao
「こんな状態で言うのは無責任だと思いますが、ミサカは誰にも傷ついて欲しくないのです。ミサカも傷つく誰かを守れるくらい強くなって見せます」
最初下を向いて話していたが、今はゆっくりと、三人の顔を順にみながら、自分の気持ちを必死に話している。
「だけど今はまだ、頼む事しか出来ません。だけど、どうかお願いします!一方通行だけ傷つくなんてそんな作戦は考え直してもらえませんか?」
152: ◆hZ/DqVYZ7nkr[saga]
2011/12/03(土) 17:38:47.39 ID:mAbJ85Uao
〜〜〜〜
廃墟の様な外観の建物に、芳川は一人いた。
しかし、廃墟の様に見えるのは外だけで部屋の中はほどほどの研究設備が整っている。
153: ◆hZ/DqVYZ7nkr[saga]
2011/12/03(土) 17:40:17.13 ID:mAbJ85Uao
妹達は発電能力者という点と学習装置により整頓された脳構造という点を生かし、ミサカネットワークというものを形成するはずであった。
そのネットワークは簡単に言えば、妹達限定のテレパシーである。
言葉だけではなく、視覚聴覚などあらゆる情報を送受信、共有、また各個人の記憶のバックアップも取れる。
154: ◆hZ/DqVYZ7nkr[saga]
2011/12/03(土) 17:42:01.26 ID:mAbJ85Uao
――つまり一ヶ月後には百人単位の妹達が私たちを襲いはじめてもおかしくはないって事ね。
――そして、慎重なあの男なら打ち止めの管理能力を駆使せずそれを行う事はない。
昼間垣根が入れた冷め切ったコーヒーをマグカップに注ぐ。
155: ◆hZ/DqVYZ7nkr
2011/12/03(土) 17:46:44.72 ID:mAbJ85Uao
投下おわり!
少なくってごめんね!でも書き溜めつきちゃったんだよ!
さぁ、打ち止めの名前が出て来ましたね
今はまだ名前だけですけどね
156:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新鯖です)[sage]
2011/12/03(土) 18:23:33.48 ID:Cln5MpuZo
一話毎に区切りをつけて投下したらいいと思います、
と提案して見ます
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