192: ◆hZ/DqVYZ7nkr[saga]
2011/12/04(日) 07:49:04.79 ID:ex9AI0hxo
〜〜〜
「あ、でてきた」
ミサカ00001号との抱擁を解き、照れ隠しにスポーツドリンクを飲んでいると待ち続けた人がホテルから出てきた。
「さて、00001号はどうしますか?とミサカは一緒にくるかここで待ってるか選択肢を与えます」
ミサカ00002号は作戦用へギアを変える。
「ミサカが一緒にいてもヘマをやらかすだけなのでお任せします、とミサカは自分の不甲斐なさが嫌になります」
嫌なことから目を背ける様に目を伏せる。
「気にしないでください。とミサカはミサカの女優振りを見守って欲しいと伝えます……では」
そう言い残すとミサカ00002号は御坂の元へ歩み寄る。
「ごきげんよう、お姉さま。偶然ですね。とミサカは死ぬ前にお姉さまに会えた幸運に感謝します」
急に声をかけられ、しかもそれが自分が探そうとしていた人物だから驚いたのか御坂は咄嗟に反応することができなかった。
「……無視、ですか?とミサカはお姉さまに反応を求めます」
「あ、あぁ……ごめん。貴女が私の……クローン?」
「ええ、そうです。第一位・一方通行に殺されるためだけに生み出されたクローンです」
無表情のままミサカは言い放つ。
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