198: ◆hZ/DqVYZ7nkr[saga]
2011/12/04(日) 07:59:54.91 ID:ex9AI0hxo
「上条君との戦闘の時にその万が一が頭によぎると動きが鈍るから教えてあげない」
意地悪く笑う。
「チッ……あまり一人で抱え込むなよ」
199: ◆hZ/DqVYZ7nkr[saga]
2011/12/04(日) 08:01:04.76 ID:ex9AI0hxo
〜〜〜
ミサカ00001号が目を覚ますと外はもうすでに赤かった。
「あ、あれ?ミサカ寝ちゃってたのか….…みんなは?というか一方通行は?」
200: ◆hZ/DqVYZ7nkr[saga]
2011/12/04(日) 08:02:27.38 ID:ex9AI0hxo
「よし、じゃあオヤツ食おうぜ!さっき買ってきたんだ」
「こいつ湿布買いに行ってケーキ買ってきやがったンだぜ、信じらンねェよな」
垣根も一方通行も深く追求してくることはなく、それぞれ冷蔵庫と食器棚に向かう。
201: ◆hZ/DqVYZ7nkr[saga]
2011/12/04(日) 08:04:16.22 ID:ex9AI0hxo
〜〜〜
夜。三人でデザートを食べた後、今日の目標を二つとも午前のうちに達成してしまったミサカは一方通行と垣根と共に家で過ごした。
芳川と00001号を交えて晩御飯を食べると、風呂に入ってそのままソファで眠ってしまった。
202: ◆hZ/DqVYZ7nkr[saga]
2011/12/04(日) 08:04:59.68 ID:ex9AI0hxo
〜〜〜
「ギリギリって所かしらね、正直不安要素しかないわ」
芳川は困った様に言う。
203: ◆hZ/DqVYZ7nkr[saga]
2011/12/04(日) 08:06:19.76 ID:ex9AI0hxo
二人が話していると、なんの話してるんだ?と垣根が部屋に入って来た。
「ただの女同士の内緒話よ」
芳川はミサカを見てニヤニヤとしている。
204: ◆hZ/DqVYZ7nkr[saga]
2011/12/04(日) 08:07:13.87 ID:ex9AI0hxo
〜〜〜
ミサカを抱え三度目の飛行。
ミサカは相変わらず大人しくしている。
205: ◆hZ/DqVYZ7nkr[saga]
2011/12/04(日) 08:08:27.14 ID:ex9AI0hxo
降り立った場所は小高い丘の様なところ。
そこは街の光もそんななく、星が綺麗に見える場所であった。
「綺麗だろ?ミサカちゃんに見せたくなったんだ……」
206: ◆hZ/DqVYZ7nkr[saga]
2011/12/04(日) 08:09:47.31 ID:ex9AI0hxo
「垣根さん、ありがとうございます。とミサカはお礼を言います」
無言を打ち破る様にミサカが口を開く。
「ミサカはあなたにとても感謝しています。もちろん一方通行や芳川博士にもですが……ミサカ達が今生きてられるのはあなた達が本当の強さを持っていたからです」
207: ◆hZ/DqVYZ7nkr[saga]
2011/12/04(日) 08:10:51.59 ID:ex9AI0hxo
〜〜〜
夜風に吹かれながら一方通行はウイスキーを一杯煽る。
――最近はわからねェ事ばかりだ。
208: ◆hZ/DqVYZ7nkr[saga]
2011/12/04(日) 08:11:24.93 ID:ex9AI0hxo
「おう、風呂あいたぜ」
顔に新しい湿布を貼った垣根がベランダのドアを開け、出てきた。
「お疲れさン。お前も飲むか?」
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