802: ◆hZ/DqVYZ7nkr[saga]
2012/02/10(金) 04:40:36.26 ID:DwwgtETOo
「……こちらは、ミサカ00116号が00001号の元へ逝きました。とミサカは報告します」
「そうですか、こちらは00178号が……とミサカも報告します」
803: ◆hZ/DqVYZ7nkr[saga]
2012/02/10(金) 04:41:22.42 ID:DwwgtETOo
〜〜〜
靴底をコツコツ鳴らしながら一方通行は病院の受け付けへと向かって歩いていた。
804: ◆hZ/DqVYZ7nkr[saga]
2012/02/10(金) 04:42:46.83 ID:DwwgtETOo
「あンまりふらつくな、あと外には絶対でるなよ……お前になンかあると上条が泣くぞ」
「私たちはもうどこで死のうがどうやって生きながらえようが……関係ないんじゃないの?」
805: ◆hZ/DqVYZ7nkr[saga]
2012/02/10(金) 04:46:02.54 ID:DwwgtETOo
この少女の人を見る目は、一方通行も評価している。
だから、その通りになってしまうのかもしれないと思った。
自ら切り断とうとして、垣根とミサカ00002号に見たこともないような、悲愴な顔をさせてしまった。
806: ◆hZ/DqVYZ7nkr[saga]
2012/02/10(金) 04:47:23.04 ID:DwwgtETOo
〜〜〜
インデックスは一方通行に挑戦するかのように笑うと、コックリコックリしている佐天の横に座り、そっと自分の方に引き寄せた。
そして、佐天はそのままインデックスにもたれるように眠り出してしまう。
807: ◆hZ/DqVYZ7nkr[saga]
2012/02/10(金) 04:48:08.85 ID:DwwgtETOo
「お願いします。せめて死にそうな個体だけでも最後くらいは温かいベッドの上で逝かせてやってください。とミサカ00215号も頭を下げます」
「そして、一言皆様に謝る機会をください。とミサカ00296号も頭を下げます」
808: ◆hZ/DqVYZ7nkr[saga]
2012/02/10(金) 04:49:29.83 ID:DwwgtETOo
機械のようにギギギっと土下座から正座まで身体を起こすが、まだ、うつむいたままだ。
「オイ……顔、を、あ、げ、ろ」
809: ◆hZ/DqVYZ7nkr[saga]
2012/02/10(金) 04:53:26.18 ID:DwwgtETOo
「ど、どうしたの?どっか痛むの?ねぇ?一方通行?」
必死に隣にいたミサカ00002号が支える。
810: ◆hZ/DqVYZ7nkr[sage]
2012/02/10(金) 04:54:37.57 ID:DwwgtETOo
ここまで
次回は>>798でいった通りに来ます
811:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2012/02/10(金) 10:02:04.63 ID:ouBWoNPBo
乙!
812:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新潟・東北)[sage]
2012/02/10(金) 11:55:24.78 ID:HHX8pDGAO
まあ乙
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