過去ログ - 一方通行「青紫色の携帯電話」
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93: ◆hZ/DqVYZ7nkr[saga]
2011/12/02(金) 01:48:34.25 ID:yiEeaZqso
「なにか今日の私達に問題がありましたか?とミサカは恐る恐る尋ねます」

「んー、余りにも今日のキャラを崩すと不審に思われ……あ、そうだ」

垣根はミサカが上条とは笑顔を交えつつ、会話したと聞き困っていたが、何かを思いついたようだ。

「よし、お前明日から二人の前では『私は殺されるために生まれてきたのですから』ってな感じの無表情なキャラになれ!」

「それの意味は?とミサカは再度尋ねます」

ニヤリと、笑うと垣根は自信満々にその意味を説明しはじめた。

「お前でも料理中のほうのミサカちゃんでもいいけど、次に上条に会ったら『実験をよりスムーズに行う為に一切の感情を消去されました』的なことを言え」

ふむふむ、とミサカは頷く。

「そんで、上条の事だ、いやあいつの事よく知らんけどね?すごくお人好しそうなやつだったから多分それを見たら美琴ちゃんに連絡いれると思う。出来れば美琴ちゃんと上条と二人が一緒にいる時を狙って遭遇できたら一発で済んで楽なんだけねぇ」

「何故ですか?」

「そんなミサカちゃんをみたら美琴ちゃんはブチ切れると思うし、そんな美琴ちゃんをみたら上条もブチ切れる100%本気で俺らに……ってか一方通行にかかってくるだろ?」

「ほうほう!なるほど!とミサカは感心します」


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