過去ログ - 一方通行「青紫色の携帯電話」
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94: ◆hZ/DqVYZ7nkr[saga]
2011/12/02(金) 01:51:06.49 ID:yiEeaZqso
「あと、御坂美琴が巻き込みやすいように上条に会ったら実験の事洗いざらい話しちまえ」

黙ってコーヒーをのんでいた一方通行からも、提案がはいる。

「わかりました。今日はほのめかす程度でしたからね」

ミサカは上条に自身は美琴の妹の様なもの、実験の為にここにいる。
程度の事しか情報を与えてはいない。
これがクローンでその実験が死ぬ為のものとわかったら、あの人の良さそうな上条はとてつもなく怒るだろう。

三人は顔を見合わせ怪しく笑う。

「あ、一方通行は上手な殴られ方の練習しとけよ」

垣根が気づいたように言った。

「は?なンで?」

「上条は右手で触れた異能を無効化してんだから、当然とどめはグーパンだろ?」

「……あ」

「何はともあれこれでミサカちゃん達の命は救われたようなものだ!」

「はい!とミサカは二人と芳川博士に感謝してもしきれません」

心から笑う二人に対して一方通行は一抹、二抹、三抹の不安が残り、その笑顔はひどく引きつったものとなった。


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