932: ◆hZ/DqVYZ7nkr[saga]
2012/04/20(金) 22:26:15.77 ID:o8cvdhgIO
〜〜〜
「なんだか久しぶりだね」
インデックスは全てを分かっているという雰囲気をまとっていた。
「そうだな、元気だったか?」
「身体はね。ていとくとみさかも同じでしょ? 」
少しだけ表情を崩す。
「でもね」
インデックスは今度は目一杯の笑顔をしながら続ける。
「大丈夫なんだよ。絶対に、大丈夫」
そして自信をもってそう言い切った。
「あくせられーたも帰ってくるし、ききょうも帰ってくる。
みさかは神様のもとへ逝ってしまったから帰ってくる事はないけど……いつでもあなた達の側に居てくれている」
そうでしょ? と垣根、ミサカ00002号に言った。
「そう、なの……かな? 本当に、一方通行も芳川博士もミサカのところへ戻ってきてくれる?
みんなみんな、ずっと一緒に居てくれる?
本当に? 」
インデックスは答えない。
「大丈夫さ」
代わりに垣根が言葉を発した。
「なんかさ、インデックスちゃんは本当にすげぇな。
インデックスちゃんが言うと本当にまた四人で暮らせるような気がするんだ。
だから、大丈夫だよ。ミサカちゃん」
垣根はミサカ00002号に柔らかく微笑んだ。
「俺たちは家族なんだから」
1002Res/763.30 KB
↑[8] 前[4] 次[6]
板[3] 1-[1] l20
このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
もう書き込みできません。