933: ◆hZ/DqVYZ7nkr[saga]
2012/04/20(金) 22:27:24.99 ID:o8cvdhgIO
〜〜〜
―― ミサカはそうは思えないよ。
上条、インデックスを加え四人で晩飯を食べ終え順番に風呂に入ると、ミサカ00002号は自室で小さく丸まっていた。
手にはいつの日か御坂美琴に貰った缶バッジを二つ、持っている。
一つは自分の、そしてもう一つは亡くなった姉のものだ。
―― 家族でも、死んじゃったら離れ離れになっちゃう。
側にいても、声も聞けない触れ合う事も出来ないんじゃ……不安だよ。
苦しそうに顔を歪め、その顔を隠すように毛布に包まった。
―― 00001号に会いたい。00001号の声が聞きたい。
温度を感じたい。抱きしめて、欲しいっ……!
1002Res/763.30 KB
↑[8] 前[4] 次[6]
板[3] 1-[1] l20
このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
もう書き込みできません。