過去ログ - 王様「おお!!ゆうしゃが次のレベルになるためには…」 ゆうしゃ「カットで」    
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63: ◆bYs74oxxCg
2011/12/01(木) 13:50:31.16 ID:V/S/TtBxo
武闘家「なんて人なの…人間でありながら魔王に手を貸すなんて…」

遊び人「兄さん!どうして魔王軍なんかに!」

盗賊「クズめ」

賢者「さて…その勅命の話に移らせてもらうよ」

賢者「その勅命とは…『アリアハンの勇者の抹殺、または、けんじゃ家の人間を捕獲し連れてくること』」

僧侶「え!?、けんじゃ家っていえば アリアハン屈指の名家で 優秀な賢者をたくさん排出している家柄じゃないですか!!」

武闘家「けんじゃ家の人間…? そんな人いた?」

盗賊「いやいや、いないだろ、俺達の中に賢者はいない」


賢者「そこにいるだろう? 賢者のなりそこないがさ」


遊び人「…僕だ」

盗賊「おいおい、こんな時に冗談言うなよ、お前がけんじゃ家の出身なわけないだろ」

武闘家「そうだよ!! こういう時に冗談言うなんて」

魔法使い「……いやあり得る、なぜならこの男も賢者で遊び人とは兄弟と言っていた」




遊び人「そうだ…僕はけんじゃ家の次男『遊び人』  騙してたわけじゃない… でも言えなかった」

遊び人「だってけんじゃ家の人間は全員優秀だったから… 僕だけ… 僕だけ賢者じゃないんだ!!」


ゆうしゃ「…」

盗賊「…」

魔法使い「…」

僧侶「…」

武闘家「…」


賢者「けんじゃ家…忌まわしい家だ、私にとって意味のある時間ではなかった… だが今は感謝しているくらいだ」

賢者「私に賢者としての力を与えてくれたのだからね!!!」

賢者「皮肉なものだ、自分たちの育てた人間が魔王の配下だとはね」



魔法使い「…まさかけんじゃ家の人間が魔王軍に寝返っていただと …そんな事があるのか」

賢者「…そうだ、それが現実さ」

盗賊「まて、ゆうしゃは分かる、アリアハンの勇者といえば魔王軍最大の敵だ」

盗賊「だがどうしてあいつを連れて行く必要がある? あいつはただの遊び人だぞ」

賢者「ふーむ、その件に関しては私に感謝して欲しいものだね」

賢者「私が魔王様に頼んだのだよ、出来損ないの弟だが、賢者にすれば使い道はあるとね」

賢者「お前の悟りの書を私が奪ったのもこのためさ」

遊び人「賢者!!??」

賢者「そうだ、お前が私について来ればゆうしゃ君を私が[ピーーー]事もないし、魔王様の力で賢者にしてやると言っている」

賢者「もちろん魔王軍には加わってもらうが」

賢者「誰もが得するいいプランだと思わないか? 私はやさしいからね」

ゆうしゃ「黙れ… 」

ゆうしゃ「俺達があんたを倒せば関係ない!! 勝負だ!! 」


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