過去ログ - 岡部「学園都市だと!?」上条「……はい」
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2011/12/04(日) 15:16:41.11 ID:9kMGiZg5o
上条の言葉を聞いた岡部はまだ頭を下げたまま、かすれた声で小さく呟いた。「……ありがとう」

そしておもむろに顔を上げると、そのままあごを上げて天井を見つめ、涙声で叫んだ。「フ、フゥハハハ!何を語っているのだ少年よ!男子とは多くを語るものではない!フゥハハハ!仲間にしてくれただと!? 勘違いをするな少年!おまえは最初から皆と仲間だったではないか!そんなこともわからんのか無能力者というやつは!まったく愚かしいものだ!フゥハハハ!もう一度だけいうぞ!男子とは多くを語るものではないのだ!ならばこそおれは一言だけいってやろう!いいか、よく聞け!この狂気のマァァァッドサイエンティストゥゥゥ!にして!能力者であるこの鳳凰院凶真の言葉をな!!おれは!……おれは……おれは幸運だっ!」

声を枯らしてつまるようにしながら叫び終えた岡部はそのまま目を閉じた。

「さあ、もう行くのだ少年」

「行くのは岡部さんのほうですよ……」笑おうと努めながらも上条は流れてくる涙を止めることができなかった。「おれも……、おれも幸運です」

「……それでいい」



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