過去ログ - 禁書「イギリスに帰ることにしたんだよ」 上条「おー、元気でなー」
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792: ◆ES7MYZVXRs[saga]
2013/09/19(木) 05:00:45.72 ID:EJeQ9ZV8o

「俺はお前に勝てねえんだろうな」

「はぁ? 何だよ、随分控えめじゃねえか」

以下略



793: ◆ES7MYZVXRs[saga]
2013/09/19(木) 05:01:19.51 ID:EJeQ9ZV8o

「あれ、もしかして待っててくれたのか?」

「えぇ。他の人達はもうそれぞれどっか行っちゃいましたけど、私は上条さんとデートしたかったのでぇ☆ あ、インデックスさんと御坂さんには話つけてますよぉ」

以下略



794: ◆ES7MYZVXRs[saga]
2013/09/19(木) 05:02:04.29 ID:EJeQ9ZV8o

迷いはない。
ただ自分の中にある揺るぎない答えを真っ直ぐ伝えるだけ。
今まで散々回り道をしてきたように思えるが、やっと手に入れた大切な答えだ。

以下略



795: ◆ES7MYZVXRs[saga]
2013/09/19(木) 05:02:50.32 ID:EJeQ9ZV8o

彼女は穏やかな笑顔を浮かべて、

「何となく上条さんならそう言ってくれると思っていました。ちょっと甘え過ぎですかね」

以下略



796: ◆ES7MYZVXRs[saga]
2013/09/19(木) 05:03:33.03 ID:EJeQ9ZV8o


とあるガラス工房の中。
インデックスはいつもの修道服に身を包んで、頬を膨らませた可愛らしい表情で手にした竿に口をつけていた。
これは吹き竿といい、この先端に溶けたガラスを巻きつけて、別の先端から息を送ることで膨らませ、ガラス細工を作る。
以下略



797: ◆ES7MYZVXRs[saga]
2013/09/19(木) 05:04:12.96 ID:EJeQ9ZV8o

インデックスは若干呆れたように受け流す。

というのも、この話題は今日の朝から何度も繰り返されたものだからだ。
そこまで人の恋話が面白いのか、周りの者達は興味津々といった様子で聞いてきた。
以下略



798: ◆ES7MYZVXRs[saga]
2013/09/19(木) 05:05:16.12 ID:EJeQ9ZV8o

といっても、これらはあくまで喩え話だ。
本当にその通りになるとはインデックス自身は思っていない。だからそこまで気にかける必要もないだろう。

首を傾げたのは垣根だ。
以下略



799: ◆ES7MYZVXRs[saga]
2013/09/19(木) 05:06:06.63 ID:EJeQ9ZV8o

麦野はそんな美琴を観察するようにじっと見つめていた。
彼女も彼女で思う所も多くあるのだろう。

「はっ、表向きじゃ普段通りを装っていても、やっぱ結構キツイのね」
以下略



800: ◆ES7MYZVXRs[saga]
2013/09/19(木) 05:06:44.91 ID:EJeQ9ZV8o

そんな美琴を見て、麦野も小さく笑うと、

「なんか奢ってやるよ。あまりにも哀れだし」

以下略



801: ◆ES7MYZVXRs[saga]
2013/09/19(木) 05:07:27.58 ID:EJeQ9ZV8o

上条は同じ棚を少し眺めて、

「おっ、これなんかいいんじゃねえか。ターコイズっていうの」

以下略



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