過去ログ - 女「we are…」 幼女「てらーざ!」 姫様「ゴースト。」
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161:ボクっ娘大好き ◆N1RGqRourg[sage, saga]
2012/02/02(木) 00:25:37.26 ID:hqoOevI20

少女「えっ、や、なんかしちゃった?!わ、わたし何かしちゃったの?!」
少年「ううん、違うよ……はぁ…」

 今更かもしれないけれど、情け無いところを見せたくなかったので言葉を選びもせず濁す。
立場が逆転してしまったようにも感じたけれど、同性でもやはり性格の違いか、すぐに打開策らしきものを提案する少女。

少女「”意味もわからずにあやまる”ってのはアリだよね!」
少年「う、う〜ん…?」

 その場凌ぎだなぁと思いながら、冷静に考察。

少年「………ナシ。」
少女「うっ…やっぱし……」

 自分でもそう思っていたようだ。

少年「少女ちゃんってさ」
少女「うぅ〜ん……あ、うん?なになに?」
少年「いや……ふふっ!」

 コロコロと変わる表情が可笑しくて、つい笑ってしまった。
そんなボクの素にも、少女ちゃんはまたコロコロと表情を替え、頬を膨らませた。

少女「ちょっ?!なんだよー!」
少年「あぁ、いや、かわってるなぁって思って。…くふっ!」
少女「また笑ったー?!」

 余りある元気さも、無鉄砲気味な知りたがりも、過ぎた無垢さも、ボクの苦手なクラスメイト達と同じなのに、
ボクが気を抜いて離していても、首をひねることなくすんなり理解してくれる。
本ばかり読むボクを、怖がらずに接してくれる。



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