214:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区)[saga sage]
2012/01/16(月) 14:22:02.98 ID:Hio5M4MX0
あかり「池田先輩だって、杉浦先輩と京子ちゃんが結ばれたらうれしいですよね。なんであかりのやってることをおせっかいだなんて言うんですか!」
これほどの大きな声を、生徒会室であかりさんが言ったことは無かったと思う。
よほど、誰かのためにしていることを否定されるのが嫌なんだなって思った。
千歳「うん、うれしいでー。二人が結ばれたら、すっごく嬉しい」
あかり「じゃあ、なんで!」
あかりさんはそう言う。
他人から見たら、分かってないのかって思うんやろう。
不器用な人だなって、可愛そうな人やなって。
自分の気持ちにも気づけない、そういう人なんだなって。
もしも、そういう人だったらウチは気付かせてあげる。
それがその人のためにもなるし、なにより綾乃ちゃんのためにもなるから。
千歳「いつまで、そんな風に振舞うんや?」
あかり「な、何がですか!」
千歳「もうええ、でもこれだけは言わせてな」
だから本当にわかってないんだったらよかった。
それなら、まだ良かったんや。
でも、あかりさん。
貴女は、自分の気持ちと、今やってることの意味も、すべて理解してるから……
千歳「綾乃ちゃんを、あんたの未練の掃き溜めに使わないで」
許すことができへんのや。
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