311:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区)[saga sage]
2012/11/03(土) 15:19:30.66 ID:hmXVQoDF0
ちなつ「私はあかりちゃんじゃないから、あかりちゃんがどう思ってるかなんてわからない」
ちなつちゃんの言葉が耳に入る。
あかりとちなつちゃんは違う、そう違う。
ちなつちゃんは何処までもオープンで、好きな気持ちを全然隠そうとしない。
本心のままに、結衣ちゃんのこと好きだって言ってた。
そう、あかりはちなつちゃんにはなれない。
ちなつ「だけど、このままでいいの? このまま埋もれさせる気なの?」
埋もれさせるとか、このままでいいのかとか。
ちなつちゃんはあかりじゃない、なんでこんなに構ってくるの。
放っておけばいいのに。
だって京子ちゃんは、もう杉浦先輩のものになってるはずだから。
そうなるように、杉浦先輩と京子ちゃんのデートを手引きしたんだから。
ちなつ「ねぇ、どうなの?」
だから、今はちなつちゃんの言葉を聞きたくもない。
もういい。
あかり「もういいの」
ちなつ「あかりちゃん?」
動かしてた手を止めて、顔を上げる。
なんだか自分じゃないみたいな感じがして、ちなつちゃんの顔がすごく引き攣ってた。
異様に冷たく感じる。体温が逃げてるみたいだった。
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