過去ログ - 土御門「忘れたかにゃー、インデックス。オレって実は天邪鬼なんだぜい」
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52: ◆sk/InHcLP.[saga sage]
2011/12/18(日) 21:19:35.70 ID:7vqbsX8B0

「うぅぅ…。どうしてこの人たちは私のことを信じてくれないのかな…?」

「今の説明で信用する方がどうかしてるぜい」

「そうだそうだ。だったらその魔術ってのを今ここで見せてみやがれ! 手から炎とか出してみやがれってんだ!」

「わ、私には魔力が無いから、魔術は使えないの」

「使えねえなオイ!?」


先ほどまで土下座していたとは思えないほどの勢いで、上条当麻がインデックスに対して強気な姿勢を見せる。
この勢いのまま霊装破壊事件をうやむやにしてしまうとでも思っているのだろうか。そうなったら絶対に自分が少女に指摘してやろうと土御門は密かに決意する。
とはいえ、インデックスもこのまま負けている訳にもいかないので、反論に移り始める。


「だ、だったらそっちの『ちょーのーりょく』っていうのも信用できないかも!」

「はぁ? いきなり何を…」

「かいはつっていうのを受けるだけで誰でもチカラが使えるというのはおかしいんだよ! そもそも、魔術という技術は生まれつき才能が無い人が…」

「だーっ! 今は魔術のお勉強の時間だろうが!」

「そんなの関係ないもん! 論より証拠! さっさと『ちょーのーりょく』を見せやがれなんだよ!!」

「論より証拠って…。それ、完全にブーメランぜよ」

「大体、超能力ならさっき見せてやったろ! ほら、外でお前とぶつかったとき服がさ………って、あ」

「ガルルルル……」

「歯ぎしりをたてないでくださいね!?」

「とにかく! 何でもいいからチカラを見せてくれれば私も信用するんだよ!」

「っつってもにゃー…」

「何を勘違いしているか知らないけど、俺らってそもそもレベル0だぞ?」

「…レベル0?」

「要するに無能力者、無能ってことですたい」

「そういう意味じゃお前と一緒かもな。俺の場合は天然素材だからまた別だけど」



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