347:年末スペシャル ◆tUNoJq4Lwk[saga]
2011/12/25(日) 21:07:39.38 ID:GEEMDRZko
「俺と秋山は付き合ってねェ。そのことを、お前ェからほかの女子にも話してほしいんだ」
「そうなのか」
律は、今まで身構えていた分、身体の力が抜けてしまう。
「借りは作らないんじゃなかったのか?」
「この際しかたねェ。緊急事態だ」
「ほほう」
安心した律は、自分のペースを取り戻しつつあった。
「でもさあ、播磨」
「あン?」
「澪はいい女だぜ? 付き合ってもいいんじゃねえのか?」
「いや、まあ確かにアイツはいい奴だと思うけどよ」
「だったらそのまま付き合っちゃえよ」
「バカ言うな。秋山が迷惑するだろう」
(鈍いな……。相変わらずか)
ふと、律はそんなことを思う。
「澪じゃ、ダメなのか?」
調子に乗った律は、墓穴を掘るのも覚悟で突っ込んでみる。
「別に、そういうんじゃねえ。秋山はいい女だと思うぞ。だが、付き合うとか、好きとか、
そういうのは違うんじゃねェのかと」
「どうして」
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