618: ◆tUNoJq4Lwk[saga]
2012/01/16(月) 19:37:49.54 ID:FwuKrF9no
光の弾が先ほどの化け物に命中すると、まるで風船が割れるようにいなくなってしまう。
しかし化け物の数は多い。
「キリがないわね。早く本体を見つけないと」
そう言うと、少女は更に被っている帽子を大きく振る。
すると、今まで地面に現れていたマスケット銃が、空中に現れる。
「弾丸のシャワーといきましょうか」
飛び立つ少女。
「逝きなさい!」
少女の叫びとともに、大量の光の弾が降り注ぐ。それはまるで流星のようだ。
しかしその流星は、空中や地上にいる化け物どもを次々に駆逐していく。
まるで花火大会でも見ているような密かな興奮がさやかたちを包んだ。
「うわ……」
言葉にならず、ただ感慨の声が漏れるだけである。
*
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