過去ログ - 魔法少女とハリマ☆ハリオ
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621: ◆tUNoJq4Lwk[saga]
2012/01/16(月) 19:39:43.25 ID:FwuKrF9no


 さやかとまどかは、詳しい話を聞くため、マミのマンションへと訪問していた。

「すごいマンション。いきなり来ちゃって、家族の人とか大丈夫なんですか?」

 さやかはそう質問してみる。

「家族は、いないのよ……」

 ふと、一瞬暗い表情を見せつつマミは言った。

「一人暮らしなの。だから気にしないで」

「そうですか」

 さやかは、マミの見せた一瞬の影が少し気になったけれども、すぐに忘れた。

 それからマミの部屋でお茶を飲みながら魔法少女についての説明をうけるまどかとさやか。

 キュゥべえとマミの話によると、キュゥべえは何でも願いをかなえることができるという。

 その代わり、マミのように魔法少女となって魔女と戦わなければならない。

 魔女というのは絶望を集める化身。

 モールの立ち入り禁止区域でマミが倒したあの化け物は、その魔女の使い魔だという。

 魔女は普段、結界の内側に隠れているけれどまれに表に出て、人々の命を喰らう。

 まどかとさやかは、たまたま魔女を見る能力を有していた、つまり、魔法少女になる才能を
有していたということになる。

 だからキュゥべえは、魔法少女になるよう勧誘してきたのだ。

「うーん、願いごとかあ……」

 マミの家からの帰り途、まどかはそんなことをつぶやいていた。


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