過去ログ - 勇者「パーティーにまともな奴がいない……」
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835:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(愛知県)[saga]
2012/02/01(水) 21:50:31.73 ID:9XPXSzea0
















女勇者は体を大きく捻り、目の前の男を一気に叩き斬った。

四人ほどの男が赤く染まり、血を炸裂させる。

あれほどいた男達も今では十人をきっていた。

仲間に背中を預けるという事。
仲間の背中を守るという事。
それはどちらも女勇者にとって初めての経験だった。

今までの彼女には心を許せる人間なんていなかった。
勇者という肩書を持つために仲間は昔に捨てたからだ。

勇者というのは孤高で気高き者でなければならない。
彼女はそう信じて来た。

だが今は違った。
今の彼女には仲間がいた。
友人がいた。

一人の少年が彼女の信じてきた概念を、考え方を、全てを変えたのだ。


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