過去ログ - ほむら「キュゥべえをレイプしたらソウルジェムが浄化された」4
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94:伊吹 ◆LPFQRD/rxw[saga]
2011/12/20(火) 01:23:43.91 ID:2Jxh0dCAO
ほむら「傲慢だと言ったのよ。貴方より優れたバイオリニストなんて世界にザラにいるわ。それでもそうと言い張る、根拠は何?」

上条「だって、僕はそう言われて今まで――!」

ほむら「他人に言われるがまま、優越を甘受し、羨望を受けて世に憚る。それは構わないわ、でもね――」
以下略



95:伊吹 ◆LPFQRD/rxw[saga]
2011/12/20(火) 01:24:21.24 ID:2Jxh0dCAO
上条「……う、うるさいうるさい! 君みたいな普通の子に、僕の気持ちなんて分からない!」

上条「僕にはバイオリンしか無いんだ……そうやって生きてきたんだ!」

その言葉を待っていた、と言いたげにほむらは意地悪く笑った。
以下略



96:伊吹 ◆LPFQRD/rxw[saga]
2011/12/20(火) 01:24:53.23 ID:2Jxh0dCAO
さやか「ほ、ほむら、何するのよ……?」

上条「何のつもりだよ……」

ほむらは自ら車椅子を押し、二人はおずおずと後を着いてきていた。
以下略



97:伊吹 ◆LPFQRD/rxw[saga]
2011/12/20(火) 01:25:24.94 ID:2Jxh0dCAO
――――屋上。夕焼けがほむらを照らして淡く輝く。

上条「――はっ! よくもまぁ、そんな啖呵を切れるものだね」

鼻で上条恭介は笑う。
以下略



98:伊吹 ◆LPFQRD/rxw[saga]
2011/12/20(火) 01:26:35.08 ID:2Jxh0dCAO
――――世界で一番美しかった、屋上。

ほむら「――ふう」

最後の音を空に放って、ほむらはその手を止めた。
以下略



99:伊吹 ◆LPFQRD/rxw[saga]
2011/12/20(火) 01:29:51.05 ID:2Jxh0dCAO
上条「な――あ――」

余りの非現実感に、上条恭介は声を上げる事が出来ない。
ソレが玩具で無いのは、素人目にも明らかだった。

以下略



100:伊吹 ◆LPFQRD/rxw[saga]
2011/12/20(火) 01:30:53.63 ID:2Jxh0dCAO
上条「っ」

さやか「…………」

ほむら「貴方が貴方であるから。貴方が貴方であるだけで、尊いと知っている誰かがいるから」
以下略



101:伊吹 ◆LPFQRD/rxw[saga]
2011/12/20(火) 01:31:46.73 ID:2Jxh0dCAO
――――屋上、二人きり

さやか「……ふうぅぅぅ」ハァァ

上条「……暁美さんの言うことも、もっともだったね」
以下略



102:伊吹 ◆LPFQRD/rxw[saga]
2011/12/20(火) 01:32:13.25 ID:2Jxh0dCAO
投下終了


103:SS寄稿募集中 SS速報でコミケ本が出るよ(三日土曜東R24b)[sage]
2011/12/20(火) 01:35:31.10 ID:JzD8RnlAO

ええ話や……


104:SS寄稿募集中 SS速報でコミケ本が出るよ(三日土曜東R24b)[sage]
2011/12/20(火) 01:36:57.97 ID:t5mPw1U0o
乙!
まさかの上条改心か…


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