過去ログ - 月火「火憐ちゃんも、お兄ちゃんのことどうこう言えないよね」
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◆/op1LdelRE
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2011/12/19(月) 23:17:44.57 ID:YIzNxz740
とりあえず、事のついでみたいに僕を攻撃、もとい口撃するのは止めてほしい。
戦場ヶ原が更生したというのは確かなことなんだろうけれど、それは手が出難くなったというだけで、舌鋒の鋭さはほとんど変わっていないような気がするのだ。
そして現状、その矛先は概ね僕に対してのみ向けられている。
喜ばしくも嘆かわしい話だった。
以下略
48
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◆/op1LdelRE
[saga]
2011/12/19(月) 23:22:22.73 ID:YIzNxz740
「神原あたりにすれば、尻尾を振って羨ましがるかもしれないわよ」
「お前の神原に対する認識も大概ひどいな」
「良い意味で言ってるのよ」
「悪い意味にしか聞こえないぞ」
以下略
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◆/op1LdelRE
[saga]
2011/12/19(月) 23:27:05.95 ID:YIzNxz740
「ところで阿良々木くん、勉強の進み具合はどうなのかしら?」
「また唐突に話を変えてきたな」
「だから神原と被虐自慢を繰り広げるといいわ。どちらがよりひどく罵られたか、より喜びを感じたか。さぞ盛り上がる事でしょうよ」
「いや別に話を戻してほしいわけじゃないからな!」
以下略
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◆/op1LdelRE
[saga]
2011/12/19(月) 23:30:31.57 ID:YIzNxz740
「何よ、勝手な人ね。阿良々木くんは私にどうしてほしいの?」
「どうしてほしいというか、普通に会話してくれればそれでいいんだけど」
「してるじゃない。この上何が望みなのかしら。本当に卑しいったらないわね」
「……無意味に僕を罵倒しない方向で、ぜひ」
「無意味だなんて失礼ね。まあ阿良々木くんが失礼じゃなかったことなんて、一度たりともありはしないけど。これもあなたの成長を願えばこそよ。言ってなかったかしら? 私は叩いて伸ばすタイプなの」
以下略
51
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◆/op1LdelRE
[saga]
2011/12/19(月) 23:34:09.98 ID:YIzNxz740
「阿良々木くんがどういうタイプでも関係ないわ。私は全力で叩くのみよ。潰されたくなければ伸びなさい。あるいは潰されて延びなさい」
「僕は鉄じゃねえよ! 斬新な教育方針にも程があるだろ! お前はそれでいいと思ってるのか!?」
「ええ勿論よ、伸びても潰れても、どちらに転んでも私は楽しめるもの。せいぜい足掻きなさいな」
「なあ戦場ヶ原、僕達付き合ってるんだよな?」
「何を今更。私のあなたへの想いこそ本物よ。疑われるなんて悲しい限りだわ」
以下略
52
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◆/op1LdelRE
[saga]
2011/12/19(月) 23:38:15.47 ID:YIzNxz740
「阿良々木くん、私気付いたのよ」
「何をだよ」
「ただデレただけのキャラなんて無個性に等しいということをよ。そんなことだからモブキャラに、更生して面白くもなんともないキャラになっちゃった、とか言われるんだわ」
「モブキャラって」
以下略
53
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◆/op1LdelRE
[saga]
2011/12/19(月) 23:41:12.57 ID:YIzNxz740
「ええ、屈辱だったわ。これ程恥辱に震えたのは、阿良々木くんに告白させられたあの時以来ね。本当に忌々しい」
「戦場ヶ原、お前実は僕のこと嫌いだろ?」
「え? むしろ愛してるわよ。私が死ぬ時にはあなたの骨を抱いて逝きたいと思うくらいに」
「僕が先に死ぬのは確定なんだな」
以下略
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◆/op1LdelRE
[saga]
2011/12/19(月) 23:45:16.59 ID:YIzNxz740
まあ普通の感覚なら、喜ぶべきところでも何でもないのかもしれないけど。
しかし、何となく羽川のあの台詞を彷彿とさせる言い回しになっている辺りは、計算してのことなのだろうか。キャラ作りの一環だったり?
全くもう、揃いも揃って皆が皆、どうして同じようなことをしているんだろう。
新しいキャラ作りなんてしないでくれた方が良かったのになあ、いや結構本気でそう思う。
以下略
55
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◆/op1LdelRE
[saga]
2011/12/19(月) 23:49:29.38 ID:YIzNxz740
「不愉快な思考を察知したわ」
「何で僕の心はこんなに簡単に読まれるんだ?」
「顔に出てるのよ、私以外の女との未来予想図を考えてるって」
「ちなみにあれだ、勉強は超順調だぞ。次の模試では合格安全圏内に入れるんじゃないかって思う」
「唐突に話を変えたわね」
以下略
56
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◆/op1LdelRE
[saga]
2011/12/19(月) 23:55:11.06 ID:YIzNxz740
「私としては、もう少しさっきの話を追求しても良いのだけど。事と次第によっては、花が咲くのは阿良々木くんの体かもしれないわよ」
「何その形容! 僕の体をどうするつもりだ!?」
「赤い薔薇って綺麗だと思わない?」
「超怖え!」
以下略
57
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◆/op1LdelRE
[saga]
2011/12/20(火) 00:00:10.93 ID:NA3PzXhq0
クリーニング代に助けられた事実に感謝するべきなのか。
それともクリーニング代にすら劣る命の価値に涙するべきなのか。
それが問題だ。
「私の寵愛を受けられる事実に感謝して、私に見出された命の価値に感涙なさい」
以下略
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