過去ログ - 月火「火憐ちゃんも、お兄ちゃんのことどうこう言えないよね」
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◆/op1LdelRE
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2011/12/19(月) 23:34:09.98 ID:YIzNxz740
「阿良々木くんがどういうタイプでも関係ないわ。私は全力で叩くのみよ。潰されたくなければ伸びなさい。あるいは潰されて延びなさい」
「僕は鉄じゃねえよ! 斬新な教育方針にも程があるだろ! お前はそれでいいと思ってるのか!?」
「ええ勿論よ、伸びても潰れても、どちらに転んでも私は楽しめるもの。せいぜい足掻きなさいな」
「なあ戦場ヶ原、僕達付き合ってるんだよな?」
「何を今更。私のあなたへの想いこそ本物よ。疑われるなんて悲しい限りだわ」
以下略
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◆/op1LdelRE
[saga]
2011/12/19(月) 23:38:15.47 ID:YIzNxz740
「阿良々木くん、私気付いたのよ」
「何をだよ」
「ただデレただけのキャラなんて無個性に等しいということをよ。そんなことだからモブキャラに、更生して面白くもなんともないキャラになっちゃった、とか言われるんだわ」
「モブキャラって」
以下略
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◆/op1LdelRE
[saga]
2011/12/19(月) 23:41:12.57 ID:YIzNxz740
「ええ、屈辱だったわ。これ程恥辱に震えたのは、阿良々木くんに告白させられたあの時以来ね。本当に忌々しい」
「戦場ヶ原、お前実は僕のこと嫌いだろ?」
「え? むしろ愛してるわよ。私が死ぬ時にはあなたの骨を抱いて逝きたいと思うくらいに」
「僕が先に死ぬのは確定なんだな」
以下略
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◆/op1LdelRE
[saga]
2011/12/19(月) 23:45:16.59 ID:YIzNxz740
まあ普通の感覚なら、喜ぶべきところでも何でもないのかもしれないけど。
しかし、何となく羽川のあの台詞を彷彿とさせる言い回しになっている辺りは、計算してのことなのだろうか。キャラ作りの一環だったり?
全くもう、揃いも揃って皆が皆、どうして同じようなことをしているんだろう。
新しいキャラ作りなんてしないでくれた方が良かったのになあ、いや結構本気でそう思う。
以下略
55
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◆/op1LdelRE
[saga]
2011/12/19(月) 23:49:29.38 ID:YIzNxz740
「不愉快な思考を察知したわ」
「何で僕の心はこんなに簡単に読まれるんだ?」
「顔に出てるのよ、私以外の女との未来予想図を考えてるって」
「ちなみにあれだ、勉強は超順調だぞ。次の模試では合格安全圏内に入れるんじゃないかって思う」
「唐突に話を変えたわね」
以下略
56
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◆/op1LdelRE
[saga]
2011/12/19(月) 23:55:11.06 ID:YIzNxz740
「私としては、もう少しさっきの話を追求しても良いのだけど。事と次第によっては、花が咲くのは阿良々木くんの体かもしれないわよ」
「何その形容! 僕の体をどうするつもりだ!?」
「赤い薔薇って綺麗だと思わない?」
「超怖え!」
以下略
57
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◆/op1LdelRE
[saga]
2011/12/20(火) 00:00:10.93 ID:NA3PzXhq0
クリーニング代に助けられた事実に感謝するべきなのか。
それともクリーニング代にすら劣る命の価値に涙するべきなのか。
それが問題だ。
「私の寵愛を受けられる事実に感謝して、私に見出された命の価値に感涙なさい」
以下略
58
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◆/op1LdelRE
[saga]
2011/12/20(火) 00:04:59.73 ID:NA3PzXhq0
「まあその辺の話は、学び舎でするようなことではないわね」
「既にして手遅れな感は否めないけどな」
「それで、本当に勉強は順調なの? 嘘だったら熱した半田を飲ませるわよ。ボトルで」
「何のボトルだよ! つーかそれ幾ら僕でも死ぬから!」
「鉛フリーな半田だから安心して。まだしも環境には優しいわ」
以下略
59
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◆/op1LdelRE
[saga]
2011/12/20(火) 00:10:17.40 ID:NA3PzXhq0
「どうも最近の阿良々木くんの周辺環境を考えると、ちょっと勉強に集中できるような状況とは思えないのよね」
「何だよそれ、確かに色々厄介事に巻き込まれてるっていうか首を突っ込んでるっていうか、そういう自覚はあるけどさ」
確かにまあ、怪異絡みの厄介事だけでも、ここ最近で何度遭遇したことか。
心配をかけているという点では、実際申し訳ない気持ちもある。
以下略
60
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◆/op1LdelRE
[saga]
2011/12/20(火) 00:14:09.98 ID:NA3PzXhq0
はっきりと怖い。
戦場ヶ原とあいつらがメールのやり取りとか、地雷の敷き詰められた平原を千鳥足でうろつく様なものじゃないか。
いらんこと、良からぬことを暴露されてる危険性が高過ぎて、何の突っ込みもできねえよ。
「元々は、阿良々木くんのプライベート情報を秘密裏に暴露してもらいつつ、将来を見据えて二人と良好な関係を築いておこうという作戦だったのよ」
以下略
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◆/op1LdelRE
[saga]
2011/12/20(火) 00:17:12.01 ID:NA3PzXhq0
「最初はまあ狙い通りだったわ。色々な情報をもらえたし、それなりに仲良くなれたとも思うし」
「何を知られたかはともかく、まあ仲良くする分にはいいことなんじゃないか?」
「面白い話もたくさんあったわよ。寝言の実況中継とか、思わず深夜ラジオに投稿しようと思ったくらいね」
「まだ投稿続けてたのかよ」
以下略
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