145:>>1 ◆weh0ormOQI[saga]
2011/12/30(金) 23:30:33.66 ID:AgqHfRq60
>>134>>139
皆さん鋭いですねー
>>137
146:>>1 ◆weh0ormOQI[saga sage]
2011/12/30(金) 23:32:44.38 ID:AgqHfRq60
ベッド脇の小さなチェストに、『歩く教会』が綺麗に畳まれていた。
薄緑色をした上質の患者衣に身を包むインデックスの視線は、修道服の上に鎮座する
濃紺の小箱に注がれている。
147:>>1 ◆weh0ormOQI[saga sage]
2011/12/30(金) 23:33:10.42 ID:AgqHfRq60
―――― E p i l o g u e ――――
148:>>1 ◆weh0ormOQI[saga sage]
2011/12/30(金) 23:34:18.62 ID:AgqHfRq60
「えへ、えへへへへ」
149:>>1 ◆weh0ormOQI[saga sage]
2011/12/30(金) 23:35:30.75 ID:AgqHfRq60
そこまでステイルが説明したところで、トーストの上のマーガリンと化していた
インデックスの表情が急激に引き締まった。
十字教三大宗派の一頂点に君臨する、英国清教最大主教としての顔だった。
150:>>1 ◆weh0ormOQI[saga sage]
2011/12/30(金) 23:36:48.17 ID:AgqHfRq60
パシンパシンと頬を叩いて涼を取ろうと四苦八苦しているところに、意外な名前。
複雑な事情を抱えてはいるが、血のつながっていることには変わりない無二の“妹”の名に、
インデックスは敏感に反応した。
151:>>1 ◆weh0ormOQI[saga sage]
2011/12/30(金) 23:39:19.00 ID:AgqHfRq60
「インデックスッ!!!」
152:>>1 ◆weh0ormOQI[saga sage]
2011/12/30(金) 23:41:06.40 ID:AgqHfRq60
身の丈以上の長刀を軽々と振り回す、外見に反して力強い細腕。
それが男と女を包みこむように、二人まとめて掻き抱いていた。
153:>>1 ◆weh0ormOQI[saga sage]
2011/12/30(金) 23:46:51.72 ID:AgqHfRq60
そうだ、そういえばそうだった。
誰かがどこかで救いを求める声が届いてしまったならば、地球の裏側だろうが宇宙の果て
だろうが、一切の躊躇いを忘れて駆け付けるヒーロー。
154:>>1 ◆weh0ormOQI[saga]
2011/12/30(金) 23:49:54.09 ID:AgqHfRq60
「…………あなたたち二人は、いつ顔を合わせてもこれですね」
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