151:>>1 ◆weh0ormOQI[saga sage]
2011/12/30(金) 23:39:19.00 ID:AgqHfRq60
「インデックスッ!!!」
152:>>1 ◆weh0ormOQI[saga sage]
2011/12/30(金) 23:41:06.40 ID:AgqHfRq60
身の丈以上の長刀を軽々と振り回す、外見に反して力強い細腕。
それが男と女を包みこむように、二人まとめて掻き抱いていた。
153:>>1 ◆weh0ormOQI[saga sage]
2011/12/30(金) 23:46:51.72 ID:AgqHfRq60
そうだ、そういえばそうだった。
誰かがどこかで救いを求める声が届いてしまったならば、地球の裏側だろうが宇宙の果て
だろうが、一切の躊躇いを忘れて駆け付けるヒーロー。
154:>>1 ◆weh0ormOQI[saga]
2011/12/30(金) 23:49:54.09 ID:AgqHfRq60
「…………あなたたち二人は、いつ顔を合わせてもこれですね」
155:>>1 ◆weh0ormOQI[saga sage]
2011/12/30(金) 23:52:16.94 ID:AgqHfRq60
「そう構えるな。一言、僕が『死ななかった』ことに関してお礼申し上げたかった、
ってだけの話だ」
156:>>1 ◆weh0ormOQI[saga sage]
2011/12/30(金) 23:53:42.07 ID:AgqHfRq60
「唖然、なにを驚いているのだ」
「願いをかけたランプの正体を、まさか君ともあろうものが理解していなかったわけ
157:>>1 ◆weh0ormOQI[saga sage]
2011/12/30(金) 23:55:43.05 ID:AgqHfRq60
度の過ぎた異端は身内であろうと刈り取るのが『必要悪の教会』の基本理念である。
上条当麻との交流で角が取れて久しいとはいえ、まさか異教徒の、素性もろくに知れぬ
錬金術師の怪しげな詠唱に手を貸すなどとは。
158:>>1 ◆weh0ormOQI[saga sage]
2011/12/30(金) 23:59:38.01 ID:AgqHfRq60
「厳然、そういうことだ。もはや私の出る幕ではない」
159:>>1 ◆weh0ormOQI[saga sage]
2011/12/31(土) 00:00:54.99 ID:VImMrTW10
「傲然、貴様の価値観を私に押し付けるな。貴様がどう思っていようが勝手だ。だがな、
私に言わせればそれは、負けの目の出ない敵を土俵に乗せて勝負を“してやった”心地に
浸るような、鼻持ちならない傲慢だ」
160:>>1 ◆weh0ormOQI[saga sage]
2011/12/31(土) 00:06:31.45 ID:VImMrTW10
十一年前の『黄金錬成』は原因不明のまま解除された事実だけが浮き彫りにされ、
錬金術師のエゴの犠牲者がこの世のどこかに存在するのだと、鮮明に照らしだした。
真実と現状を重ね合わせれば、インデックスがその決して存在を認める訳にはいかない、
161:>>1 ◆weh0ormOQI[saga]
2011/12/31(土) 00:09:00.25 ID:VImMrTW10
その時だった。
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