過去ログ - 食蜂「本っ当に退屈ね、この街は」
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67:SS寄稿募集中 SS速報でコミケ本が出るよ(三日土曜東R24b)[saga]
2011/12/25(日) 22:29:22.54 ID:c1MFS++20
御坂「やったかな?」

地面に着地した御坂は呟く。周囲に上条の姿は見当たらない。

御坂「……案外、呆気なかったわね」

と御坂が纏っていた電撃を解除しようとしたその時だった。
ゴッ!と上条が地面を突き破り、御坂の顎目がけアッパーを繰り出した。

御坂「ちっ!」

体を仰け反らせ、ギリギリでアッパーを回避した御坂は、飛び出した上条の右足を掴み地面に叩きつけようとする。

上条「おお!」

上条は体を捻り、両手を地面にめり込ませ、叩きつけられるのを回避。
同時に掴まれている右足を振るい、御坂を飛ばす。

それなりの勢いで飛ばされた御坂は、しかし電磁力を器用に操り、コンテナの1つに蜘蛛のように貼り付いた。

御坂「まだ生きていたんだ。アハッ!嬉しいわ。
   私が今まで味わってきた屈辱の清算を、まだ続けられるんだもの!」

アハハハハハ!と狂気じみた笑い声を上げる御坂。

上条「御坂、お前どうしちまったんだよ……?こんなこと、やめにしようぜ」

御坂「……じゃあ、あの五和とか言う女と別れて、あのシスターとも一生関わらない事。
   そして私と一緒に居てくれるなら、もうこんなことはしないわよ」

上条「……それは、出来ない」

御坂「……交渉決裂ね。それと、気が変わったわ。五和とあのシスターも殺す。
   大丈夫。アンタを最初に殺してあげるから、2人の死に様は見なくて済むわ」

上条「……それ、本気で言ってんのか?」

御坂「本気よ。さっきまでの私を見れば分かるでしょ?私を止めたければ、本気で私を殺しに来なさい」


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