過去ログ - まどか「世界を!」ウテナ「革命する力を!」
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160: ◆ctuEhmj40s[saga]
2012/01/19(木) 21:51:32.23 ID:U3DqddSY0


「さやかちゃん……」

「どうしたの? 一人でこんなところでぶらぶらして」

「さやかちゃんこそ、どうしたの?」

「あたしはちょっと手洗いに……。って、恥ずかし! まどか、あんまり女の子に恥かかせるなよー!」

「さやかちゃんが勝手にいったんじゃん!」

「冗談冗談。まどかにならそんなこと話しても恥ずかしくないもんねー」

「もー、さやかちゃんたら」


いつも通りさやかは明るい。

見滝原に居た頃と変わらない笑顔。
さやかの顔を見ると、まどかは安心する。
その安心する自分が、まどかは情けない。


「あ、そうだ! 暇なら、一緒に音楽室に行かない?」

「え?」

「例の薫くんがさ。今日、ピアノを聞かせてくれるっていうんだ。
あのうるさい七実も今日はもう帰ったみたいだし、一緒に行こうよ!」


あれからも、さやかはちょくちょく音楽室に顔を出している。
薫幹の話も、よくまどかは耳にしていた。
薫幹も、上条恭介のことを知っており、彼の話題で話が弾むと、さやかは嬉しそうに話していた。

さやかが嬉しそうだと、まどかも嬉しくなる。

まるで自分の事のように思えた。
さやかとはずっと友達でいたい。








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