過去ログ - 絶対反論(マジレス)こと詠矢空希(ヨメヤ ソラキ)は落ちていた。
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974:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2013/04/07(日) 23:13:39.12 ID:3MmRNvCQ0
(とある路地)

詠矢「…」

詠矢は既に、その場所に立っていた。

昨日来た時と同じように、特に考えず、ただ歩くだけでこの場所にたどり着いていた。

魔術師A「一人で来たな?」

詠矢「あんたらの指示だろう。言いつけは守ったぜ?」

立ち位置も昨日とほぼ同だ。前方に炎を操る魔術師、後方にロープを使う魔術師、詠矢は既にはさまれていた。

そして、正面の魔術師に抱えられてる女性が一人。後ろ手に縛られ、気を失った佐天涙子がそこにいた。

詠矢「人質とはねえ…。あんたらの神様はそんなこと推奨してるのかい?」

魔術師A「なんとでも言え。我々は目的の為なら手段を選ばん」

詠矢「ってもなあ…」

魔術師A「おっと、それ以上しゃべると…この女の安全は保障しない」

短刀が佐天の首筋に突きつけられる。

詠矢「…」

詠矢「わかってますよ。余計なことは言わねえって」

詠矢「ただ、事務的な話は必要だろ?」

詠矢「俺はどうすればいいんだい?」

魔術師A「我々と同行してもらおう」

詠矢「…理由は聞いていいのかな?」
魔術師A「貴様の能力は危険だ。その真偽を確かめる必要がある」

魔術師A「理由はそれで十分だ」

詠矢「なるほどね。結構、そんまんまですな」

詠矢はしばし考え、大きく息を吐く。

詠矢「自分の立場は理解出来てるつもりなんでね」

詠矢「一人でここに来た時点で、覚悟は出来てるさ…。好きにして下さい」

詠矢「但し!…その人の安全を確保するのが先だ」

詠矢「開放してやってくれ」

魔術師A「お前を確保するのが先だな」

詠矢「…まあ、そうなりますか」

詠矢「よしなに」


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