過去ログ - 「そっか、幸せだったのか。インデックス」
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VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(四国)
[sage saga]
2012/08/17(金) 18:56:01.26 ID:ItwxoEJAO
そこへ麦野から声がかかる。
麦野「ところで超電磁砲、なんでアンタ能力者がその魔術?を使ったらこうなるって知ってるのさ?」
あてつけでも何でも無く疑問を口にしただけだったが、
美琴「いっ!」
狼狽える。
美琴がチラッと見ると上条はキョトンとと美琴を見ている。
美琴「えーと、インデックスに聞いてたから」
麦野「説明を受けただけにしては具体的だったじゃない。その目で見た、あっ……アンタッ!」
麦野は見たことが有るのではないかと言いかけた。ただ美琴が学園都市の『外』に一年間も戻らずに居たならば魔術を使った可能性がある能力者は一人しかいない。
美琴はまだ話の行き先が見えていない上条の視線が気になる。
困り顔をしながら美琴は話しの流れを切ろうとするも、
神裂「あの子の首輪を解析するときに使ったのですね、魔術を」
上条「えっ、ええ?」
美琴「神裂さんッ!」
神裂「あなたの能力で探査できるのは魔力反応。魔術の質や術式の解析までできませんでしたよね。魔術を使わない限りは」
上条「美琴、お前……それじゃ……こんな事に……なったことが有るのか?」
目の前で皮膚が破裂する生徒。
横たえられ治療を受ける生徒は10031番目の被験者の最後を思い起こさせる。
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