過去ログ - 「そっか、幸せだったのか。インデックス」
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◆evJdM4Cpzc
[saga]
2012/10/18(木) 16:24:27.07 ID:SlO88tMAO
『アイテム』の女を庇うように抱き締め転がっている。
キャパシティダウンに苛まれる中、垣根は無能力者の動揺を誘うしかないところまで追い詰められていた。
あと数秒、無能力者が撃つのが遅ければ対隔壁用ショットガンの銃撃をこの身に受けていた。もしくはもう一発の銃弾が残されていれば抜かれていた。
そこまでこの無能力者が学園都市 第二位の超能力者を追い詰めていた。
『アイテム』の参戦、元々スキルアウトの根城だったなどの様々な要因があったにしても、
垣根「浜面仕上と言ったか、とんだイレギュラーだぜ。無能力者がこれまで戦ったなかで最強の敵、とわな」
『未元物質<ダークマター>』の暴走に巻き込まれて身を守る術のない無能力者が生きてはいないと思う。
しかし、垣根を死地のギリギリまで追い詰めた男。
垣根は念のためトドメを刺そうとした。
「ダ、ダメッス、垣根さん。また暴走したら」
どこからか『スクール』の正規構成員、念動力使いのヘッドギアを装着した少年が飛び出してきて、慌てて声をかけて来る。
垣根「なんだ、オマエ生きてたのか?……まさか、隠れてたんじゃねえだろーな?」
ヘッドギアの少年は首を振りながら、
「ち、違うッス!自分もキャパシティダウンの影響で動けなくなってたんッスよ」
暴走の影響を受けたのか、ヘッドギアの少年はボロボロの格好になっている。
「それよりまた暴走でもしたら今度こそ垣根さんもタダじゃ済まないッス」
暴走がよほど恐怖だったのだろう。
垣根も銃撃の衝撃から身体のあちこちが痛い。暴走の影響か頭もクラクラするし、ダルさを感じる。
垣根「ああ、そうだが……」
「生きてればトドメを刺しとけば良いんでしょ、やっときまスから。
垣根さんは早くAIM拡散力場のチェックを受けに行って下さいよ。
それと『最終信号』も手に入れないといけないんッスよ」
垣根「『最終信号』。そうだったな、……トドメは任した、って生きてねえだろがな……万が一だ、きっちり始末着けとけ」
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