過去ログ - 魔王「覚悟するがよい、魔王よ」 その2
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138: ◆KzQg0Q/KK6[sagesaga]
2012/01/26(木) 21:12:43.44 ID:sVgNsM8l0
僧侶「×月×日……飲み水、食糧尽きた。霧は一向に晴れない。陰鬱な気分になってくる」

僧侶「飛行している鳥すらいない。魚もいない。ここは何処だ?」

女勇者「生き物がいない…?」
以下略



139: ◆KzQg0Q/KK6[sagesaga]
2012/01/26(木) 21:14:20.72 ID:sVgNsM8l0
僧侶「飢えがきたときは、こうして人を食べて生き残ってきたみたいですね」

女勇者「つまり、勝負で勝った人だけがですよね…」

僧侶「……」
以下略



140: ◆KzQg0Q/KK6[sagesaga]
2012/01/26(木) 21:16:02.63 ID:sVgNsM8l0
僧侶「全ての乗組員たちは私の胃袋の中へ、私は真の勝者だった。おめで、とう…?」

僧侶「ひ、人が人でなくなっているわ……」

女勇者「どういう事ですか!?」
以下略



141: ◆KzQg0Q/KK6[sagesaga]
2012/01/26(木) 21:16:34.76 ID:sVgNsM8l0
魔剣『もしかしたら、他にも人間から魔物になっちゃったのがいそうだよねぇ』

魔王「かもしれんなァ」

僧侶「……怖いですね」
以下略



142: ◆KzQg0Q/KK6[sagesaga]
2012/01/26(木) 21:17:14.28 ID:sVgNsM8l0
僧侶「盗賊さん?」

盗賊「おいてけ、おいてけ……」

女勇者「ちょっと…この台詞ってあの幽霊の…!」
以下略



143: ◆KzQg0Q/KK6[sagesaga]
2012/01/26(木) 21:18:44.06 ID:sVgNsM8l0
魔王「だが、渡すにしても理由が欲しいな。なぜだ」

盗賊「あるべき場所へ、あるべき姿へ……#$%&‘−$#“」

女勇者「何語?」
以下略



144: ◆KzQg0Q/KK6[sagesaga]
2012/01/26(木) 21:20:29.26 ID:sVgNsM8l0
魔剣『勇者ちゃん僕を見捨てなかったんだね! やっぱり愛が勝つんだよぉ〜!』

魔王「さっさと渡しても良かったか…」

女勇者「そ、それよりどうしてあの魔物から師匠が!」
以下略



145: ◆KzQg0Q/KK6[sagesaga]
2012/01/26(木) 21:21:57.27 ID:sVgNsM8l0
盗賊「僧侶、魔物なんざそんな事聞く耳もたねぇぜ…」

僧侶「魔剣ちゃんを渡して欲しいのなら、最初からそう接触してきたらよかった」

僧侶「なのに、どうしてこんな回りくどい事を」
以下略



146: ◆KzQg0Q/KK6[sagesaga]
2012/01/26(木) 21:22:51.04 ID:sVgNsM8l0
マンイーター『話ハ済ンダ。モウ十分ダ』

女勇者「もういいんですか…? 積もる話でもあるかと思ってたのに」

盗賊「それで、てめぇはどうする気だ」
以下略



147: ◆KzQg0Q/KK6[sagesaga]
2012/01/26(木) 21:23:32.25 ID:sVgNsM8l0
マンイーター「君たちにそれを読んでもらえてよかった」

マンイーター「1人でも、私の様な人間を出さないでくれたまえ」

僧侶「言われなくてもですよ…。当たり前ですっ!」
以下略



148: ◆KzQg0Q/KK6[sagesaga]
2012/01/26(木) 21:24:23.09 ID:sVgNsM8l0
女勇者「あ、あれ?」

盗賊「…どうやらアイツの魔法で外へ飛ばされたみたいだな」

僧侶「……不思議というか、何というか」
以下略



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