過去ログ - ジュぺッタ「あたし、メリー。今あなたの後にいるの」
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[saga]
2012/01/23(月) 00:55:03.28 ID:4mWTuhEn0
冬、それはこの国で見られる四季の一つである。
太陽の熱は影を潜め、ゴミ捨て場には寒風がすべての生けるものに容赦なく吹き付けられていた。
ジュぺッタ「とりあえず、何か使えるものは…」
彼女はとりあえず生活できるもの、そして探索に役立ちそうな物を探し始める。彼女の新たに与えられた命は汗を排出はしないものの寒さは感じるようであった。
凍えるような中、電池がわずかに残っているペンライトと携帯を探し出した。
ジュぺッタ「電話なら何でもいいんだよね…?」
彼女が落ちた地点に捨てられた雨合羽と救急箱があったのは幸いだった。これで雪を凌げる。
もう一つ、思い出したことがあった。しかしそれは喜べるニュースではなかった。この町の人口が少なくない事だ。
ジュぺッタ「どうしよう…」
彼女はもう一つ思い出した。持ち主が男だったことである。
しかし迷いがあった。彼女を捨てた人物の思い出も徐々に思い出してきたのである。(相変わらず名前は思い出せなかったが)
彼女は大切に、大切にされてきたぬいぐるみであった。沢山の仲間と囲まれていたように思える。そんな相手を呪うのか彼女の心は大きく揺らいでいた。
仲間が沢山いたということは少なくとも貧乏な家じゃなかったのかもしれない。また情報が増えた。
ガサッ
ジュぺッタ「!?」
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