過去ログ - 勇者「世界救ったら仕事がねぇ……」
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862:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2012/03/06(火) 09:40:46.00 ID:Rklvtr0IO
乙…ここにはしまむらくんいないようだな…
863:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(北海道)[sage]
2012/03/06(火) 16:47:21.02 ID:gVGvhSqAO
>>849
おっとスマン、久し振りで忘れてた
864: ◆WPwc2pN1N6[saga]
2012/03/06(火) 23:10:36.65 ID:knbMleMLo
勇者「だが、俺は剣を捨てるっ!」
商人「ちょっとぉお!?」
勇者「そして雷よっ!」
865: ◆WPwc2pN1N6[saga]
2012/03/06(火) 23:11:33.96 ID:knbMleMLo
勇者「うひゃひゃーっ! ぼーっとするなよ!」
奇声を発して勇者が元冒険者に襲い掛かる。
無論、戦士に力で劣る勇者の攻撃で、傷がつくはずもない。ないのだが。
866: ◆WPwc2pN1N6[saga]
2012/03/06(火) 23:13:09.08 ID:knbMleMLo
虎魔物「一匹ずつやるぞ!」
弟子A「応!」
戦士「商人! 斧を投げろ!」
867: ◆WPwc2pN1N6[saga]
2012/03/06(火) 23:13:45.54 ID:knbMleMLo
元冒険者は、絶望でも怒りでもなく、ただ混乱した。
自分は力を手に入れたのではなかったのか。
勇者よりも強い、少なくとも、戦士よりは強いはずだ。
それが、目の前でさっさと仲間を屠られる様を眺めて、一体、何が起きたのかをすっかり見失ってしまった。
868: ◆WPwc2pN1N6[saga]
2012/03/06(火) 23:14:29.08 ID:knbMleMLo
元冒険者「くそ……」
戦士「終わりだな」
元冒険者「……なんでだ」
869: ◆WPwc2pN1N6[saga]
2012/03/06(火) 23:14:55.95 ID:knbMleMLo
広間前。
勇者達は、全力で廊下を駆け抜けていた。
妨害多数と想像していたのは、完全に外されて、彼らは入り口にいた連中のほかは、さしたる人影にも会わず、扉の前まで走ってきた。
息を切らせながら、勇者が叫ぶ。
870: ◆WPwc2pN1N6[saga]
2012/03/06(火) 23:15:51.96 ID:knbMleMLo
魔法使い「あまり刺激しないでね。やっと混乱呪文がかかったんだから」
勇者「魔法使い! 無事だったか」
魔法使い「私はなんとか。でも、お姫様とかが……」
871: ◆WPwc2pN1N6[saga]
2012/03/06(火) 23:16:33.63 ID:knbMleMLo
女商人「商人、ネタは手に入った?」
商人「え〜っと、まあ、なんとか」
女商人「武具はちゃんと売り切ったの?」
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