過去ログ - 文才ないけど小説かく(実験)
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702:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都)[sage]
2012/07/28(土) 23:40:31.03 ID:5RGckxYuo
一日早くないか?
それともキング・クリムゾンに時間を飛ばされたのか?


703:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区)
2012/07/28(土) 23:42:29.76 ID:w+ojcacBo
あ、悪い焦ってテンプレ貼っちゃった
どうりで人こねーわけだ


704:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(京都府)[sage]
2012/07/28(土) 23:43:32.57 ID:Gccp+rHG0
土曜日をまるまる寝過ごしたのかと思ったがそんなことはなかったようだな
安心して書こう


705:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都)[sage]
2012/07/28(土) 23:51:57.08 ID:ugUebg94o
明日もおなしゃす!


706:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区)
2012/07/28(土) 23:56:30.72 ID:w+ojcacBo
ごめんね(これで品評会のこと思い出しただろう。さあ書くのだ!)


707:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(愛知県)
2012/07/29(日) 18:00:12.01 ID:UA0tzlJN0
まだ一作しかでてないのか…


708: ◆F00SERh74E[sage]
2012/07/29(日) 18:41:17.07 ID:wQd2OveG0
酉テス
問題なければ4レスで品評会投下します


709:世にも地味に奇妙な話 1/4 ◆F00SERh74E[sage]
2012/07/29(日) 18:43:27.46 ID:wQd2OveG0
 大学をやめて田舎に帰りフリーターをしている高木から、用事でそちらに行くから一晩泊めてくれと
連絡があった。適当に待ち合わせ、昔よく一緒に飲みに行った店に入った。ここは変わらねえな、など
と月並みな台詞を吐くので、なにセンチ気取ってんだと茶化す。酒を飲みながら共通の知人のゴシップ
や昔話に花を咲かせた後、ところでこっちに来たのは何の用だ? と水を向けた。
 高木は返事をする代わりに、一拍置いてグラスに手を伸ばし、ちびちびと酒を口に含んだ。居心地悪
以下略



710:世にも地味に奇妙な話 2/4 ◆F00SERh74E[sage]
2012/07/29(日) 18:44:28.56 ID:wQd2OveG0
「何でこんなことになったのかは俺にもわからん。あくまで直観だが、これに合理的説明を加えようと
しても無駄だという気がする。何でこんなことを話すかってことだが、まさにそれが俺がこっちに来た
目的なんだ」
 俺は無言で続きを待つ。こういう時酒は便利だ。いったいこの元同窓生は何を言い出すんだ。予想も
つかない話の流れに、真偽はともかく好奇心を抱きつつある自分を発見した。
以下略



711:世にも地味に奇妙な話 3/4 ◆F00SERh74E[sage]
2012/07/29(日) 18:46:11.26 ID:wQd2OveG0
 最初は旧五百円玉だった。レジ打ちをしていた高木は何気なく受け取ってから内心驚いたが、珍しい
こともあるもんだという程度でさほど気にしなかった。貯金箱の底にでも残っていたのだろう、くらい
に思って結論を出した。しかしその日を境に、支払いに使われる旧五百円玉の数は急増する。新旧が混
じって使われた数日の過渡期を挟んで以後、黄色の五百円玉は全く使われなくなった。レジから釣銭と
して五百円玉を出すときは、なんとはなしに新硬貨を優先していた高木だったが、ついにレジの中から
以下略



712:世にも地味に奇妙な話 4/4 ◆F00SERh74E[sage]
2012/07/29(日) 18:48:22.96 ID:wQd2OveG0
「仕方がないだろう。ずっと考えてると気が変になりそうだった。それに、俺の生活が直接どうにかな
るわけでもなかったしな」
「なら放っておけばいいじゃないか。ここでこんな話をすることはない」
 俺の発言はいささか冷淡だったかもしれないが、高木の話を鵜呑みにするつもりはない。
「五百円玉が百円札に取って代わられたって言っただろ。客があまり硬貨を使わなくなって、今度は見
以下略



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