過去ログ - 妹の手を握るまで(その2)
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4:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(神奈川県)[sage]
2012/01/28(土) 23:09:38.03 ID:OgGbePyto
その朝の幸せな記憶をあたしは一生忘れないだろう。
あたしは出来立ての彼氏にあたしの体の下を触ることを許した。

その最中、いつのまにか帰宅していたお母さんがお兄ちゃんを起こそうとお兄ちゃんの部屋の近くまでやってきたトラブルもあったけど、あたしは慌てているお兄ちゃんを宥めながらお兄ちゃんをお母さんの待つダイニングに派遣した。
慌てることはなかった。お母さんは部屋の前まで来ることはあるけど子どもたちの部屋のドアを勝手に開けて入ってくるような人ではない。あたしはお兄ちゃんを着替えさせるとお母さんのところに行ってもらい、その間に自分の部屋に避難した。
あたしは今日が学校が休みなのでお母さんが出社前にあたしを起こしに来ることはないだろう。あたしはまだ裸のままだった。どういうわけかお兄ちゃんのベッドを捜索してもあたしの下着は出てこなかったのだけど、じっくりと下着を捜索している場合ではなかったので、あたしはとりあえず身に何もまとわないまま自分の部屋に移った。

自分の部屋に戻ったあたしはとりあえず暖房を入れた。さすがに裸のままでは寒い。もちろん下着や服を身にまとえばいいんだけど、お母さんを見送ったあとあたしの部屋を訪れるお兄ちゃんをあたしはこのままの姿で迎えたかったのだ。
我ながら何という恥知らずな行動なんだろう。でもあたしはお兄ちゃんさえ望むならさっきの続きをしたかった。さすがに最後まで許すのはためらわれたけど愛撫される分にはどこを触られてもよかったし、お兄ちゃんが喜ぶならあたしもお兄ちゃんの体を触りたいと思っていた。


玄関のドアが閉まる音がして、それからしばらくして2階に上ってくる足音が聞こえた。やがてドアが静かにノックされた。

「・・・・・・誰?」
わかっていたけれど一応あたしはノックの主に声をかけた。

「俺。母さん仕事行ったよ」
あたしはドアを勢いよく開き、ドアの前に立っているお兄ちゃんに抱きついた。

「お兄ちゃん」

「うん。もう大丈夫だよ」
お兄ちゃんがあたしを抱き返してくれた。

「・・・・・・お母さん、あたしたちのこと何か気がついてなかった?」

「大丈夫だ。昨日のおまえの声も聞かれてなかったっぽいし」

「・・・・・・お母さんもう出かけたの?」
あたしは念のために確認した。

「うん」

「よかった。入って」
じゃあ、障害はもうないんだ。あたしはお兄ちゃんを自分の部屋に招いた。
でもお兄ちゃんは部屋に入ろうとしなかった。

「お兄ちゃん?」

「ちょっと待て」
お兄ちゃんが言った。

「・・・・・・え?」

「ちょっとだけ話させてくれ」

「う、うん」
一瞬あたしの脳裏に恐ろしい想像が浮かんだ。兄妹の禁断の恋。お母さんに見つかりかけたことで、お兄ちゃんのあたしが好きという気持ちが揺らいだのだろうか。

「ちゃんと言わせてくれ。この家には二人きりだから大丈夫」

「・・・・・・どうしたの」
あたしの声は多分震えていたと思う。
でもお兄ちゃんが続けた言葉はその想像とは全く異なったものだった。

「俺さ、おまえのこと・・・・・・女としてしか見られねえ」

あたしは絶句した。

「おまえのこと、実の妹じゃなくて一人の女としか見られねえ」

「俺、おまえのこと好きだ、愛してる。おまえを俺のものにしたい」

「おまえと最後まで、その、セ、セックスだってしたい」

「お、俺の彼女になってくれ」


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