過去ログ - ローラ「某の新たな家庭教師なるぞ」上条「」
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447:ゴミ箱[saga sage]
2012/03/22(木) 15:35:39.79 ID:xNInyE/70

名無し「なっ……!?」


名無しは目を疑った。
だれだって自分の目が正常に機能しているのか疑うだろう。

なぜならば、足をもがれ、生命維持が困難になっていた筈の上条が……

            たった!!

上条『・・・』

名無し(どうなっている……!?
    確かにこいつの足は使い物にならない筈……)


名無しは再び上条の足を見る。


名無し(なんだ……あれは。光が集まって……足を作っている?
    いや、そもそもあの光はなんだ?一体どこからでている!?)

上条『・・・』スッ


無言のまま、名無しに向けて右手を突きだす上条。
その目には、光も何もない。暗闇が広がっていた。


名無し(意識がないのか……?なにをするつもり―――


様々な疑問を膨らませている名無しは、その思考を途中で辞めさせられる。
上条の右手から、直視できぬほどの「光」が押し寄せてきたからだ。


名無し「くっ……!?」


何とか右に前転することで回避した名無し。
名無しの身体状況は上条が予想していた通り、走る事すらままならないような物。
先ほどこけたのは演技でもなんでもない。
そんな状態での前転など、体に負担がかからない筈がない。


上条『・・・』ユラァ

名無し「あれはたしか…… 竜王の殺息!!」


閃光は一瞬で止んだが、それこそ一瞬で判別できた。
あんな物、この世界に二つと存在しない。見間違えるはずもなかった。


名無し(どういうことだ、これは!)


上条はまたもこちらに右手を向けている。もう一度放つだろう。


名無し(くっ……まさか、命の危機に反応して発動したのか...奴の£が)

上条『・・・』パァァ

名無し(とにかく、ここ方退避せねば……あれは直線攻撃。
    運がよければまだ撤退の余地はあるはずだ)

そう思い、名無しは急いで走る準備をする。



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