過去ログ - ローラ「某の新たな家庭教師なるぞ」上条「」
1- 20
836:ゴミ箱[sage saga]
2013/01/14(月) 22:50:59.20 ID:gB42oeJi0

小萌「こ、コホン。
   えーっと、とりあえずとして黄泉川先生の言ってる事全部が全部間違っているわけではないのは分かりますか?
   上条ちゃん」

上条「え? えー…………は?」


突然、小萌がいつもの先生モードになり、上条に問いかけた。
黄泉川の言っている事が、正しいかどうか……と。

だが、小萌が何を言わんとしているのか、上条にはさっぱりわからなかった。
わざとらしく顎に手を当て、上を向いて考えてみるが、やはり分からない。
隣に座っていたローラはなんとなく察したのか、気まずそうな顔をしている。

それを見ていた小萌は、溜息を吐くしかなかった。


小萌「はぁ……やっぱりわかっていないんですね」

上条「??」

小萌「んー……えと、ロー……」

ローラ「ローラ・スチュワート。 ローラと、呼んでもらって構いませんわ」

小萌「はい、ではローラさん。 貴方はこの事の重大さ……分かっていらっしゃいますか?」

ローラ「ええまあ、なんとなくわかりますわ」

上条「えっ!?」


小萌の言う「事の重大さ」という言葉すら理解できない上条としては、
この状況が全くわからなくなってくる。


上条(一体皆何と闘っているんだ……!!)

ローラ「とうま、こんな時にその冗談はちょっと……」

上条(読まれた!?)

小萌「顔を見ればなんとなくわかるだけですよ〜上条ちゃん」

上条「小萌先生まで!?」

小萌「まあ上条ちゃんですから仕方ないんですけどね〜」


半ば何かを諦めたような顔で、ふっと呟く。
ローラも小萌の心情を察したのか、苦笑していた。


小萌「では上条ちゃん。
   言わなきゃわからないようなので先生がみっちりと教えてあげるのです!」

上条「いや〜なんのことかさっぱり上条さんには分からないのですが......」

小萌「だからそれを今から教えるのです!!」


「ふぅ」っと一息ついて、小萌はさっきまでの物よりも、さらに先生らしく真剣な顔を作った。
その小萌からを向けられる鋭い眼差しは、いつも上条に向けられる物とは明らかに違っていた。



<<前のレス[*]次のレス[#]>>
908Res/596.17 KB
↑[8] 前[4] 次[6] 板[3] 1-[1] l20
このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
もう書き込みできません。




VIPサービス増築中!
携帯うpろだ|隙間うpろだ
Powered By VIPservice