過去ログ - ローラ「某の新たな家庭教師なるぞ」上条「」
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890:ゴミ箱[sage saga]
2013/04/25(木) 04:03:38.09 ID:NdhWv0Ou0
上条「いただきます」

ローラ「いただきます」


時刻はすでに七時を回っていた。
昼間上条達が何をしていたかをいえば、昨日の疲労によりずっと寝てしまっていたのだ。


上条「はー散歩ぐらいしたかったな」

ローラ「まあいいじゃない? 本当のクリスマスは明日なんでしょう?」


確かに、日本ではそこらへん曖昧だが25日が本来クリスマスであるので、まだまだクリスマスムードは終わらない。


上条「まあそうだけど…………」


ローラの作った料理に舌鼓をうちつつ、上条には別の疑問が浮かび上がっていた、


上条(なんかすっかり日本の習慣に浸ってるけど、良いのか?)


元々イギリスの、さらに魔術サイドのトップという奇異な立場にいたのだ。
それこそ「クリスマス」という一大イベントは重要視すると上条は踏んでいたのだが、
いざクリスマスになってみればそこにはすっかり日本に順応したローラがいるではないか。

それだけではない。
あぐらの上条に対し正座であり、さらに箸、フォーク、ナイフ、スプーンそれぞれを的確に使い分けている。
大体の外国人はすべてを無理やり箸で食べようとするのだが、そこらへんさらに日本慣れしている気がする。


上条「あのーローラさん」

ローラ「ん? どうひたのふぉーま」モグモグ

上条「クリスマスですよね?」

ローラ「そうね」ゴックン

上条「なんかこーしなくていいのか?」

ローラ「なんかって……なにかしら?」

上条「例えばそのー教会に行ったり祈ったり」

ローラ「しないわよ?」

上条「え?」

ローラ「だってここ日本じゃない」


これには上条も参った。まさか数週間の間にローラがここまで日本に適応していたとは。
もうすこし何か宗教を重んじるものがあってもよいのではないかと思っていたのだが。


ローラ「ほらとうま、早く食べないと冷めちゃうわよ?」

上条「あっ、そうだな。 やっぱりおいしいですよローラのご飯は」

ローラ「うふふ、ありがとう、とうま♡」

上条(かわいいしどうでもいいや)


結局こんな調子でうやむやにしてしまうのである。




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