過去ログ - ハルヒ「カリオストロ公国四泊五日の旅?」古泉「そうです」
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118:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都)[sage saga]
2012/02/09(木) 22:58:36.16 ID:pdEI/T530
 ふたたびカメラが入り口にパンする。衛士隊が入ってきた。
 彼らは雄叫びを上げて橘警備保障に向かって突撃していった。

みくる(小)「あっ 衛士隊です! 先頭は…」

以下略



119:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都)[sage saga]
2012/02/09(木) 23:03:55.91 ID:pdEI/T530
 日本のどこかのとある会議室。
 機関のスポンサーたちがテーブルを囲んで結婚式の中継を見ていた。

スポンサー1「あのバカ 何をやっとるんだ」
スポンサー2「さっき映ってたのは鶴屋さんのお嬢さんじゃないか?」
以下略



120:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都)[sage saga]
2012/02/09(木) 23:27:11.62 ID:pdEI/T530
 クラリスたちは城の端にある風車塔に逃げてきた。
 城内に水を引いている風車塔の下層部から水道橋が伸びていた。
 その先に時計塔が見える。

森「ローマ水道を渡れば向こう岸にいけるわ」
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121:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都)[sage saga]
2012/02/09(木) 23:33:17.69 ID:pdEI/T530
 長門は橋を渡って時計塔のドアを開けた。中でクラリスと森が待っていた。
 クラリスは床に寝ている。まだ薬の影響が残っているようだ。

森「いま新川が車を取りに行ってるわ 急いで国境を越えないと」
長門「急ぐ必要は無い」
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122:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都)[sage saga]
2012/02/09(木) 23:38:04.42 ID:pdEI/T530
 夜明けまではまだ間があるはずなのに、淡く柔らかい光が空間を満たしていた。
 ちょうど日没直後の光に似ている。いわゆるマジック・アワーである。
 空は青空に夕焼けが混じったような紫色に染まっていた。
 ここは我々の住む現実世界の異次元同位体ともいうべき空間だ。
 この空間の特徴は範囲がカリオストロ公国に限定されている事。
以下略



123:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都)[sage saga]
2012/02/09(木) 23:43:03.14 ID:pdEI/T530
 再び時計塔の長門と森。

森「でも伯爵の超能力はクラリスが授けた物のはずよ」
森「能力を授けられた人間は授けた人間を崇拝するはずだわ」
森「伯爵がクラリスを崇拝してるとはどう見ても思えないけど」
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124:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都)[sage saga]
2012/02/09(木) 23:49:15.67 ID:pdEI/T530
 伯爵は戸惑った。目の前の時計塔から赤い球体が飛んできたのだ。
 自分と同じ能力の持ち主が他にもいるとは思わなかった。
 敵か味方かは分からないが、さほど不安は感じない。
 少なくともこの国の人間なら自分には逆らえないはずだから。
 しかし中の人間が判別できる距離まで近付いたとき―
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125:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都)[sage saga]
2012/02/09(木) 23:53:54.44 ID:pdEI/T530
 長門の話を聞いて森は憤慨した。

森「生きてたって? ひどいじゃない! 黙ってるなんて」
長門「古泉一樹に固く口止めされた」
森「あのヤロー 後でとっちめてやるわ!」
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126:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都)[sage saga]
2012/02/09(木) 23:58:35.82 ID:pdEI/T530
 いつか橘はハルヒの空間で赤球を発生させる事が出来た。
 同様の現象がクラリスの空間でも起きた。
 古泉はこの空間でも高エネルギー・フィールドを発生させる事が出来たのだ。
 そして今―
 二つの赤い球体が湖の上空で対峙した。
以下略



127:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都)[sage saga]
2012/02/10(金) 00:04:45.64 ID:zkv9j/1f0
 キョンは思わず目をそむけた。

キョン「古泉…くそっ」

 そのとき、足元のカールが一声吼えた。
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