365:三毛猫 ◆E9ISW1p5PY[saga]
2012/02/15(水) 20:05:44.62 ID:EmuY6hvN0
パッ、と赤いモノが部屋の中に散った。いや、散ったというよりは、飛び散った。凄まじい量の肉片、血液、骨や良く分からないものが、固形物から流動物になり撒き散らされる。
それは人間という一つの塊がシュレッダーにかけられたような……そんな凄まじい力の本流だった。
胸が焼けそうな光景の中、少年はずるずるになった頭を手で拭い、手に持っていた残骸をポイ、と投げ捨てた。そしてしゃがんで粘性の水溜りの中からピンク色の手の平大の塊を引き上げる。
彼はそれを口の中に入れ、満足そうにドス黒い笑みを発した。
979Res/589.08 KB
↑[8] 前[4] 次[6]
板[3] 1-[1] l20
このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
もう書き込みできません。