399:三毛猫 ◆E9ISW1p5PY[saga]
2012/02/16(木) 20:12:26.55 ID:Z6fjuYRs0
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それは唸り声だった。
純然たる、最も根幹的な威圧だった。
そしてそれは、笑っていた。
笑顔、それは最も単純で。
最上の圧倒的たる、優勢事実を示していた。
口を裂けそうなまでに広げ、隕石のように地面に衝突しても尚、その異形のものは地面を踏みしめ悠然と立ち上がった。
「キャルルルルァァァァァァァアアアア」
一際高く絶叫し、飛び退り。それは闘牛がするように頭を激しく振りたくった。
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