475:三毛猫 ◆E9ISW1p5PY[saga]
2012/02/18(土) 18:58:57.95 ID:rIc6JsyG0
「嘘! だって……!」
愛寡が甲高い声でそれを遮る。
彼女は過呼吸気味になりながら、胸を押さえた。
功刀が愛寡を支え、背中をさすってやりながら椅子に腰を下ろさせる。
愛寡は功刀が差し出した水差しの水をコップで受け、コク、コク、と喉に流し込んだ。
「……失礼シやしタ。順を追っテ説明シます」
「爪を、離して」
「それはデキません。コイツは、イキナリ俺ヲ攻撃してキタ。ソレニ、聞いてマセンぜ。どうして、ルアの黒い一族ヲ、飼ってルンデス?」
愛寡は息を呑んで、そして功刀から目をそらした。
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