500:三毛猫 ◆E9ISW1p5PY[saga]
2012/02/18(土) 19:14:02.48 ID:rIc6JsyG0
しばらく頭を抑えて、彼女は首を振って痛みを振り飛ばし、周りを見た。
電気は消えていて、里が先ほどのガゼルと同じように待機モードになって座っている。
その隣のベッドに、燐が眠っていた。
『…………』
『君は、今回丸二日も眠り続けてた。大丈夫かい?』
ガゼルに聞かれて、虹はため息をついた。
『分からない』
『分からないって……体の調子はどう?』
『可もなく不可もなくって感じよ』
そこで彼女は言いよどみ、首を振った。
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