578:三毛猫 ◆E9ISW1p5PY[saga]
2012/02/20(月) 17:53:27.65 ID:WO2eriwB0
『何かしらの魔法兵器が封印されてることは、オドスの感知で分かってた。
更紗の魔法は、そこに移動するまでの囮よ』
『大魔法を囮に使ったのか……』
『ええ』
唖然としているガゼルの前で、虹はつま先でその男性の顔を弄って自分の方を向かせた。
床に転がった鱗が、キラキラと光って、ガゼルのライト光を反射している。
二十代後半と思われる、青年だった。
音を立ててピエロのマスクが落ちる。
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