644:三毛猫 ◆E9ISW1p5PY[saga]
2012/02/21(火) 17:04:16.93 ID:mkVHEDB80
脳のいたるところにコードが接続されていた。
功刀は無表情で立ち上がり、
自分の影の中から重厚なハンドガンを取り出した。
そして、ドパン、と引き金を引く。
あたりに脳漿と培養液が飛び散った。
それを真正面から浴び、凍り始めた液体を指先で拭ってから、
彼は、動かなくなったエンドゥラハンを一瞥した。
そして地面に飛び降りる。
エンドゥラハンの数十トンはある巨体がキャタピラに引きずられてきた痕が、
氷の上についていた。
それを目で追っていくと、すぐ離れた場所で途切れているのが分かる。
979Res/589.08 KB
↑[8] 前[4] 次[6]
板[3] 1-[1] l20
このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
もう書き込みできません。