過去ログ - 少女「ずっと、愛してる」
1- 20
850:三毛猫 ◆E9ISW1p5PY[saga]
2012/02/26(日) 22:36:57.19 ID:pOQ9sNVj0
中の老婆は、麻薬でもやっているのか、
よだれを垂らしながらしばらく呆然としていたが、
やがてのろのろと手を伸ばして、功刀に新聞を差し出した。

その時に燐を見たが、
燐はその視線から逃げるように、功刀のコートに隠れた。

「何個カ、調達シタイモノがアル」

新聞を読みながら、功刀は雑多としたスラム街を歩き出した。

「何ですの?」

「お前ノ連れノ、パーツダ」

それを聞いて、燐の顔がパッ、と明るくなった。

「本当ですの?」

「アア。イツまでも積み上げてオクのは、邪魔ダ。景観をソコネル」

そう言って功刀は、更に奥に足を踏み入れた。


<<前のレス[*]次のレス[#]>>
979Res/589.08 KB
↑[8] 前[4] 次[6] 板[3] 1-[1] l20
このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
もう書き込みできません。




VIPサービス増築中!
携帯うpろだ|隙間うpろだ
Powered By VIPservice