943:三毛猫 ◆E9ISW1p5PY[saga]
2012/05/04(金) 22:54:04.59 ID:NNs5Kzip0
「…………」
「静かに暮らしたいんなら、
兄さんと一緒にいることないんじゃないかな。
兄さんは……何ていうか、
その……姉さんが望んでるような生活と、対極の人だ」
「周りに対して無頓着かと思ってたけど、
中々どうして、よく見てるじゃない」
手を伸ばして頭をグリグリと撫でられ、
硲は少し嬉しそうな顔をしたが、
すぐに涙に向かって口を開いた。
「そういうことじゃなくて……
僕は姉さんのためを思って言ってるんだ」
「ありがとう。あんたは優しい子だね」
「姉さん……」
「でも、『約束』したから」
涙は小さくため息をついて、何とも形容しがたい、
諦めにも似た表情を浮かべた。
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