947:三毛猫 ◆E9ISW1p5PY[saga]
2012/05/04(金) 22:57:03.62 ID:NNs5Kzip0
いきなり図星を突かれて、
硲はグッ、と言葉に詰まった。
発しかけた言葉を躊躇して飲み込んだ硲を見て、
涙は頬から手を離し、肩をすくめた。
「ほら、即答できないようじゃ、
やっぱり信用できないな。
損得の感情で女動かせると思わないことね」
「別に……そんな訳じゃ……」
「この際はっきりと言っておくわ。
あなた、あたしに誰を投影してるのか分からないけど、
そういうのって女は一番嫌うんだよ。分かる?」
「…………」
言われて、ハッとしてから気まずそうに顔をそらした硲に、
涙は静かに言い聞かせるように続けた。
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