過去ログ - 勇者「パーティーにまともな奴がいない……」 ドラゴン「その2だ」
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894:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(愛知県)[saga]
2012/04/05(木) 22:06:57.28 ID:KgRpGWRN0
「俺もだ、お前に会えて良かった」

「ふふ、かわいい奴だな、貴様は」

「そんな事言ってくれるなんてうれしいね」
以下略



895:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(愛知県)[saga]
2012/04/05(木) 22:09:08.99 ID:KgRpGWRN0
「俺の介錯を頼みたい」


オレの言葉を聞いても男は驚いた顔一つしなかった。
いや、むしろそう言うと思った、と言う感じだ。
以下略



896:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(愛知県)[saga]
2012/04/05(木) 22:10:13.90 ID:KgRpGWRN0
「ああ正気だ」


男は不敵に笑うと、オレの頭を軽く撫でた。
人間の、男の手は温かく、そして優しかった。
以下略



897:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(愛知県)[saga]
2012/04/05(木) 22:12:19.80 ID:KgRpGWRN0





以下略



898:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(愛知県)[saga]
2012/04/05(木) 22:14:06.94 ID:KgRpGWRN0
自分に問いかけるが当然答えは無い。
問いかけはあっという間に心の闇へと落ちていく。


『特にお前は好きだな、かっこいいし話が合うし』
以下略



899:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(愛知県)[saga]
2012/04/05(木) 22:14:47.79 ID:KgRpGWRN0
だがそれを覆す事の出来る答えはオレの中にすでにあった。
竜に伝わる秘術の一つ。
罪を犯した竜への極刑の一つ。
竜が人間になる術。

以下略



900:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(愛知県)[saga]
2012/04/05(木) 22:16:14.92 ID:KgRpGWRN0
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竜の山

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901:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(愛知県)[saga]
2012/04/05(木) 22:17:40.26 ID:KgRpGWRN0
竜王「……」バッサバッサ

竜王「何の用かな?」

ブラックドラゴン「ドラゴンが生きていました」
以下略



902:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(愛知県)[saga]
2012/04/05(木) 22:18:32.12 ID:KgRpGWRN0
ブラックドラゴン「何を馬鹿な事を……」

竜王「理由は、なんだ?」

ドラゴン「とある男の生き様を近くから見たいと思ったんだ」
以下略



903:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(愛知県)[saga]
2012/04/05(木) 22:19:13.49 ID:KgRpGWRN0
竜王「迷いは……無いな?」

ドラゴン「ああ」

ブラックドラゴン「本気ですか?」
以下略



904:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(愛知県)[saga]
2012/04/05(木) 22:21:32.15 ID:KgRpGWRN0
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ドラゴンの村

以下略



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