過去ログ - アンリ士郎「汝の欲す所を安価にて為せ!(キリッ」一同「へー」
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2012/03/10(土) 20:51:32.01 ID:060Sxqgyo
館を脱出した後に追ってくる数百ものブルーベリー聖杯君
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2012/03/10(土) 20:58:11.89 ID:yheQES6i0
大河「はあはあ!で、出口が見えたっす!」たたたっ
大河「……う、ええい!!」がたーん!
大河「はあはあ」
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2012/03/10(土) 20:58:36.16 ID:060Sxqgyo
ksk
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2012/03/10(土) 20:59:00.24 ID:lVb/s9ED0
落とし穴が
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2012/03/10(土) 21:10:38.97 ID:yheQES6i0
大河「はあはあ!誰か、たすけっ……す!」たたたっ
大河「……う、うわあ!!」がたーん!
以下略
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2012/03/10(土) 21:12:49.76 ID:yheQES6i0
吐く息が白く、かじかみそうな寒風が吹きすさむ。
口元に指先をもってきて、息をかけると、白さは霧のようにあたりに散った。
私はサクラを思った。
以下略
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2012/03/10(土) 21:19:17.82 ID:yheQES6i0
右側の木立のなかでバサリと音がする。雪ぼこりがたっていた。
杉の枝に積もった雪が落ちたのだ。舞子は耳を澄ます。どこからか読経の声がしてくる。
一人の声ではない。四、五人が唱和している声だ。
雪で覆われたゆるやかな石段。
石段の両側に広がる杉木立のところどころに僧房があり、それぞれが独立した修行の場となっている。
以下略
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2012/03/10(土) 21:22:44.10 ID:yheQES6i0
私は椿堂に向かう。ひと所に立っているのが苦しかった。
自分がつけたブーツの足跡のそばに、逆向きの跡を延ばしていく。
銅板葺きの屋根が十センチほどの雪で包まれていた。まだつららも残っている。
堂の左手にある椿は屋根の高さまで達して、無数の花をつけていた。葉上の雪と赤い花が色を競いあっている。
以下略
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2012/03/10(土) 21:26:34.46 ID:yheQES6i0
ライダーは不動明王の左右に位置する童子の木像にも眼を移す。
いずれも一メートルほどの高さで、初めの頃は朱や金で色付けされていたのだろうが、今では褪色して鉄錆色になっている。
左側の童子は、やんちゃな餓鬼大将といった感じだ。
捻れた棒を地面に斜めに突き立て、両手を重ね、その上に顎をのせてじっと前方を睨む。
遠くからやって来る人間共を眺めながら、さてどんな意地悪をしてやるかなと思案しているような顔だ。
以下略
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2012/03/10(土) 21:31:33.43 ID:yheQES6i0
しばらくたつと、買物や料理もできるようになった。
しかし、セラフの繁華街の人混みのなかで、私服姿のサクラを見かけたような錯覚にとらわれた。
知らぬ間に、サクラの好物だった江戸前屋のたい焼を買ったりした。
そんなときには買物を続ける気も失せ、そそくさと部屋に帰る。
悲しみは、赤く焼けた炭火のようにいつまでも残っていった。
以下略
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