過去ログ - アンリ士郎「汝の欲す所を安価にて為せ!(キリッ」一同「へー」
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868:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2012/03/29(木) 21:41:27.89 ID:Jb/FK6hW0
アンリ士郎「………白セイバーさん」

白セイバー「来ないでください…もう貴方の顔なんて見たくない……」

アンリ士郎「………でも、白セイバーさんの体はそうは言ってないみたいだよ」
以下略



869:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2012/03/29(木) 21:44:07.80 ID:Jb/FK6hW0
 ここは病院の一室。重症患者専用の部屋。
 つまり回復不能、もう長いことはないという病人ばかり。
 もちろん医師はそんなことを告げはしないが、患者というものは独特の勘で、どうもそうらしいと、うすうす気づいている。

 いうまでもなく、陽気なムードはない。
以下略



870:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(北海道)[sage]
2012/03/29(木) 21:45:42.76 ID:7kA1d9+z0
リリィさんビッチじゃないですかーヤダー


871:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2012/03/29(木) 21:46:50.03 ID:Jb/FK6hW0
「いいえ、私の考えている通りのはず。
 貴女はこれまでに、いくつもの夢のようなロマンスを経験しているにちがいないの。
 好いた子とさまざまな青春と恋愛をくりかえし、普通の人の一生の何倍もの思い出を持っているにちがいないわ。
 嗚呼、ホント。不公平よね……」

以下略



872:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2012/03/29(木) 21:49:02.29 ID:Jb/FK6hW0

「でも、貴女はまだ見た目も心も綺麗だから男にはもてるはずよ。
 テレビや映画で見ると、若い女子高生の子っていつも男にもてている。
 ふんだ、おもしろくない。不公平よ、ふこーへい」

以下略



873:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2012/03/29(木) 21:51:54.35 ID:Jb/FK6hW0
 隣で不定期にあがる言葉にならない金切り声に、悲しげに二人は顔をしかめた。この病室には、もうひとり少女がいる。
 同じく10代の少女。髪の毛は桃色、色は白く、勝気そうな目つきだ。
 美琴は、今度はその子にむかって話しかけた。


以下略



874:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2012/03/29(木) 21:54:56.14 ID:Jb/FK6hW0





以下略



875:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2012/03/29(木) 21:57:05.19 ID:Jb/FK6hW0
「励ますのは医者の役目、励まされるのは患者の役目。
 お言葉はありがたいが、見込みはなさそうです。夢枕の死神が、待ちかねてイライラしている。
 セラフの霊子医療技術はもう聞いています。だから身体は本当に元の綺麗な身体に治してくれるんでしょう。
 でも、心まではどうにもならない。
 記憶の改竄ならとかそういうことじゃないのよ。
以下略



876:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2012/03/29(木) 22:02:02.33 ID:Jb/FK6hW0
「それぞれから良いとこをちょん切るの。私は内部の筋肉部分を残しておく。
 経絡回路の部分は、そのサクラちゃんのを使う。それ以外は、その綺麗な身体の美琴ちゃんのを。
 つまり、価値があってまだ使える部分を集め、ひとつの人間に仕上げていただきたいというわけなの……」


以下略



877:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2012/03/29(木) 22:04:41.04 ID:Jb/FK6hW0
「いやな脅迫だな。しかし、どうも気が進まないな。
 成功したとしても、とやかく言われるだろうしな。
 神を恐れぬ行為だとか……どうしてそうなったとか……」


以下略



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